テンヨー2018 新製品 超能力弁当

9月24日(日)に開催された「第59回テンヨーマジックフェスティバル」で先行発売されたテンヨー2018年新製品4点(マジックテイメントシリーズ1点、ワールドグレイテストマジック1点、超メンタルマジックシリーズ2点)を紹介していこうと思います。

瞬時にわかる巧妙な仕掛け!!
超能力弁当 考案:佐藤 総

(現象)
お弁当の箱のミニチュアに6種類のおかずが入っています。好きなおかず2つをにぎって隠し、箱にフタをしてもらいます。箱の中も手の中も見えない状態で、選んだものをすぐに言い当ててしまいます!

楽しいお弁当のミニチュアを使って、本格的な超能力マジックができます!巧妙なギミックによって、ひそかに選ばれたお弁当のおかずを瞬時に知り、言い当てることができます。相手が今食べたいものをズバリと当ててしまう読心術はインパクト絶大!すぐに覚えられてやさしく見せられるマジックです。

choryokubenT1709-2.jpgまず、「超能力弁当」というネーミングの凄さに度肝を抜かれました。また、ミニチュアの雑貨っていつの時代も人気なので、そういう意味でも魅力的だと感じました。
箱の大きさは約10×7×2.8cm。
「特製 幕の内弁当」という包み紙が付いているので、最初に箱に巻いておきます。凝っているな~と思ったら、実はこれにもちゃんと意味があるという面白さ。余談ですが、写真では箱の裏側なので見えませんが紙の端の方に@Tenyoと書いてあります。

マジシャンは弁当箱を取り出し「これはお弁当のミニチュアです。これを使ってあなたの表情を読み取る実験をしょうと思います」と言います。フタを開けると、中には6種のおかずが入っています。卵焼き、てんぷら、ハンバーグ、カニクリームコロッケ、しゃけ、それと白ごはんです。先日、テンヨーマジックフェスティバルで実演を見た時に「どこから見てもおいしそうでしょ?」とテーブル上で箱を回して周りを全部見せて、怪しい所がないことを示していました。確かに、こちらから見えていない反対側が怪しいと思いますもんね。

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フタを開けるとこんな感じ。おかずの絵がついた6つのブロックが入っています。海外で発売されることを考慮して英単語が書かれています。一見、一般的なお弁当のおかずのラインナップなのですが、実はこれらにも隠された意味があります。散りばめられた配慮とアイデアが、本当にいちいち面白くて感心させられます。

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おかずの説明をしながらブロックをテーブルに出してもOKです。見せたら箱に戻し、マジシャンは「このおかずの中から好きなものを2つ心の中で選んでください」と観客に言います。そして今度は「私が後ろを向いている間にその2つを取り出し、手に握って隠してください。そして箱のフタを閉めてください」と頼みます。
私は実演を見た時、写真のハンバーグとご飯を選びました。「ご飯はおかずじゃないけどね」と思いながら。

マジシャンは前を向くと観客の目をみつめ、「選んだおかずを食べているところを想像してください。味を強く想像すると、顔の筋肉も無意識に動くのです。それを見てあなたの心の中を読み取ります」と言い、観客の顔を見つめながら、握っている2つのおかずをズバリ当ててしまいます!!
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容器の中を透視するマジックは色々ありますが、私は昔のテンヨー製品「メンタルゲーム」を思い出しました。
箱の中に入っているいくつかの物からひとつ取り出し、それを当てるマジックも形は違いますがありますよね。
このマジックは好きな組み合わせで2つもブロックを取り出しているので、どうして一瞬で何を取ったかわかるのか非常に不思議でした。東京から帰りの新幹線で箱を手に取りしばらく考えたのですが、全く思いつかず。もう「きっと磁石だろう」にしておいたのですのが、自宅で説明書を読んで、そのガジェットっぷりに驚きました。とても簡単に出来て構造に驚く、テンヨーらしい商品だと思います。やはり磁石は使っていませんでした。(笑)
ちなみにおかずは3個でも4個でも、何個取っても当てることができます。観客がいたずらして全部取ったとしても、それを見抜くことができます。どうしてそんなことが一瞬でできるのか、想像できますか?

choryokubenT1709-5.jpg事前準備として「おかずシール」をブロックに自分で貼るのですが、この少し立体的なシールの表面がちょっとべたべたしていて、箱を開けるとフタの裏側にくっついたりします。
ある意味リアルなのですが、テンヨーマジックフェスティバルで実演を拝見した時、それが原因で透視の妨げになっていました。
何度も触っている内にべたべたしなくなるかもしれませんが、私はとりあえずビニールを切っておかずの上に置くことにしました。実際のお弁当にも、こういうの付いてますよね。

ChobenNT1709.jpg※9/29 追記
名古屋のテンヨーディーラー西川仁大さんよりアドバイスをいただきました。西川さんは、包み紙をフタの内側に折り込むようにしているそうです。外包を完全に外してしまうと手間もかかり、何よりも弁当箱がただの黒い箱になってしまいます。内側に折り込むことでおかずとフタの間に紙が挟まる状態となり問題が軽減される、とのことです。早速、その方法でやらせていただきます。ありがとうございます!

また、友人宅に行く時にこれを持って行き実演しようと思ったのですが、何に入れようか迷いました。黒い箱だけなら手軽に持ち運べますが、包み紙で包んだ状態だと、紙が汚れたりしわになると嫌ですし。というわけで、お弁当なんだからいっそのこと、その通りに梱包すればいいよねと思い、写真のようにして解決しました。

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箸でブロックをつかむのは少し難しいです。というか、おかずを箸で取って手に握るのも変ですよね。(笑)
演出はやりながら色々と考えていきたいと思います。

<追記>こちらの記事でも「超能力弁当」について書いています。



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