Zig Zag Cig
以前、ちょこっと書きましたが、「テンヨーエリート」Tenyo Elite を覚えているでしょうか?
カナダのJPSマジックスタジオ社が、テンヨーの名作マジックを金属などのハイエンド仕様で再現したシリーズです。テンヨーの許可を得て、JPSマジックスタジオ社が企画・製作したもので、2009年頃から発売、日本ではテンヨーが輸入販売をしていました。

シリーズ第1弾として発売されたのは、ムーンスピナー(日本名:ファジイコイン)とフォーチュンスティックの2作品。
素材はアルミで作られており、革製のキャリングケースがついています。値段はどちらも、$99.99となっています。
日本ではディーラーさんのいるテンヨーブースで、8400円で販売されていたようです。
今でもTenyo EliteのHPからオーダーできるようなので、購入可能だと思います。
あれから4年ほど経過・・・
シリーズ第2弾は出ないのかな~、そうだよなぁ~、商品選択を間違ってる気がするなぁ~、
値段も高すぎるしなぁ~、と思っていたら、昨年末に新製品が発売されました!

ZIG ZAG CIG
ご覧の通りの名作「THE タバコ」です。
素材は金属ではなく、Canadian Maple woodで、タバコ以外にゴルフ用の鉛筆、アルミの棒で演技できるセット、更にキャリーポーチも付いていて、お値段なんと$225!
以前にも増して高価ですが。第1期販売はすでに売り切れ終了となっていて、第2期販売、最後の第3期の受付をしているようです。日本での販売予定は今の所ないみたい。
個人的に言わせてもらうと、木製なのはいいですがオリジナルの「THE タバコ」では窓の縁にあるスライス面(っていうのかな)が再現されていないのが、個人的にマイナス点。これってこのマジックの元となったジグザグイリュージョンと同様に、視覚的なイリュージョンとして大変重要だと思うのです。
さて、今更ですがこの元となる商品をついでにちゃんと紹介したいと思います。

THEタバコ
(現象)
ケースにタバコを入れ中央部を横へ引くと、3つに切れてしまいます。ケースから出して確かにバラバラに切れていることを見せます。そしてそれらをケースに戻して中央部をもとの位置に戻すと、目の前で一瞬にしてつながり、
傷一つない状態で出てきます。
1981年のテンヨー製品。考案者は近藤 博氏です。
テンヨーの代表作となっているベストセラー作品!世界中でコピー商品が作られています。(悲)
発売当時、ディーラーさんに実演していただいて、初めて見た時の事を今でもはっきり覚えています。それほどの衝撃でした。隠すことなく目の前で切れたりつながったり、現象はもちろんですが中央部だけ見事にずれるこのケースは一体どんな作りなのか、それも不思議でした。

その後、切れたタバコの中央部にペンで印をつけてもらい、タバコが再びもとの1本になった時になんと印がついたまま。という手順のやり方を教えていただきましたが、今では最初から説明書に解説されているようです。
あ、先ほど言った、「窓の縁にあるスライス面」ってこの写真でわかりますか?この部分がテンヨーエリート版にはないのです。
しばらくして、ディーラーさんがこれをタバコではなく鉛筆で演じていました。私は当時思い切り未成年でしたから、やはりタバコよりこちらの方がいいなと思い、マネして作成。30年以上前の話です。

今では、東京ディズニーランドのマジックショップで、タバコではなく鉛筆バージョンが「マジックペンシル」という名前で発売されています。ただし園内でしか買えません。
とにかく簡単で、現象を起こす動作と同時にギミックが作動するので、怪しい動きなどは一切ありません。大変クオリティが高いので、自分で演じていても不思議なくらいです。
私の持っている物は、今回取り出してみたらかなり年季が入っているせいか動作が鈍くなっているので、新しい物を購入しようかなと思っています。
せっかくなので続けてこちらも紹介します。
1994年発売のバリエーションで、同じく近藤博氏の作品。
ファラオの復活
(現象)
ケースの中にガイコツを入れます。ケースの中央部分をスライドさせると、観客の目の前で3つに切れてバラバラになります。
このバラバラの状態で、中央の胸の部分に小さな剣を刺してケースを元に戻すと、ガイコツは一瞬にして元通り。しかも剣は刺さったままなのです。
1993年、アメリカの大手玩具メーカー、ミルトン・ブラッドレーが、テンヨーのライセンスによるMagic Worksシリーズを発売し始めました。このシリーズで「ファラオの復活」は「Severed Skeleton」という名前でリリース。このマジックはこのシリーズでのみ海外発売されました。
こちらは古代エジプトの王ファラオの像と「王家の棺」をモチーフにしたマジックになっていて、ケースに棺のようなデザインがされており雰囲気のあるユニークな道具仕立てとなっています。
上記で書いた、中央部分がずれた状態でサインをしてもらうという手順を生かして、こちらは剣を刺すという演出になっています。
右の写真はパッケージの絵を再現して撮ったものです。
ここまで紹介したならこれも、1990年の発売の同じく近藤博氏の作品。
THE ロープ
(現象)
1本の長いロープをケースに通します。ロープをひっぱっていき観客の指定した場所で止めます。ケースをずらすとロープは2本に切れてしまいます。ケースを元に戻すとロープは元通りつながります。どこでも何度でも、ロープを切ってつなぐことができます。
英語名はCLean Cut。これもMagic Worksシリーズのラインナップに入っていました。
ロープがケースの両端から出ていますから、すりかえる事ができない為、大変説得力のある現象になっています。当時これを初めて見た時、すぐにTHEタバコの原理だとわかりましたが、発想の転換の面白さにしばし固まった記憶があります。観客がストップをかけた所で切って戻せるなんて、まるでSuper walking Knotみたいですよね。ロープは演技前後に観客に渡して調べてもらえます。
***************************************
「THE タバコ」は、テンヨーのHPにも様々な使い方、アイデアが掲載されています。これだけ巧妙なギミックだと、ただ切って元に戻すだけの現象では収まるはずもありません。
「THE ロープ」は、以前、羽田空港、博品館のテンヨーディーラーブースで清水さんの演技を拝見したのですが、もう何が起こっているのかよくわからないくらい不思議な現象でした。
春に発売される「テンヨー本」にその手順を含め、テンヨー商品の様々なバリエーションが掲載されるようなので、楽しみにしています。情報が入り次第お伝えしますね。
さて、私なりにTHE タバコのバリエーションを考えたものがあるので、動画を撮ってみました。
本来、話をしながら演じるマジックを手元を凝視できる動画にすると不都合な点もあるのですが、
まぁ、こんなアイデアもあるという感じで、例のごとくやさしい目でご覧ください。
ケースは「ファラオの復活」の方を使用してみました。
「THE タバコ」と「THE ロープは」今でも購入可能です。
「THE ロープ」は、テンヨーのHPでずっと品切れになっていてなんだか怪しいので
気になる方は今のうちに買っておいた方がいいかもしれません。
<追記>
動画で演じている私のバリエーションが、リチャード・カウフマン氏が製作中のテンヨーの本に掲載される事になりました。演じ方の解説が載ると思いますので、やり方を知りたい方はそちらをご覧ください。
考案者の近藤氏も絶賛してくださったそうで、身に余る光栄です。
カナダのJPSマジックスタジオ社が、テンヨーの名作マジックを金属などのハイエンド仕様で再現したシリーズです。テンヨーの許可を得て、JPSマジックスタジオ社が企画・製作したもので、2009年頃から発売、日本ではテンヨーが輸入販売をしていました。

シリーズ第1弾として発売されたのは、ムーンスピナー(日本名:ファジイコイン)とフォーチュンスティックの2作品。
素材はアルミで作られており、革製のキャリングケースがついています。値段はどちらも、$99.99となっています。
日本ではディーラーさんのいるテンヨーブースで、8400円で販売されていたようです。
今でもTenyo EliteのHPからオーダーできるようなので、購入可能だと思います。
あれから4年ほど経過・・・
シリーズ第2弾は出ないのかな~、そうだよなぁ~、商品選択を間違ってる気がするなぁ~、
値段も高すぎるしなぁ~、と思っていたら、昨年末に新製品が発売されました!

ZIG ZAG CIG
ご覧の通りの名作「THE タバコ」です。
素材は金属ではなく、Canadian Maple woodで、タバコ以外にゴルフ用の鉛筆、アルミの棒で演技できるセット、更にキャリーポーチも付いていて、お値段なんと$225!
以前にも増して高価ですが。第1期販売はすでに売り切れ終了となっていて、第2期販売、最後の第3期の受付をしているようです。日本での販売予定は今の所ないみたい。
個人的に言わせてもらうと、木製なのはいいですがオリジナルの「THE タバコ」では窓の縁にあるスライス面(っていうのかな)が再現されていないのが、個人的にマイナス点。これってこのマジックの元となったジグザグイリュージョンと同様に、視覚的なイリュージョンとして大変重要だと思うのです。
さて、今更ですがこの元となる商品をついでにちゃんと紹介したいと思います。

THEタバコ
(現象)
ケースにタバコを入れ中央部を横へ引くと、3つに切れてしまいます。ケースから出して確かにバラバラに切れていることを見せます。そしてそれらをケースに戻して中央部をもとの位置に戻すと、目の前で一瞬にしてつながり、
傷一つない状態で出てきます。
1981年のテンヨー製品。考案者は近藤 博氏です。
テンヨーの代表作となっているベストセラー作品!世界中でコピー商品が作られています。(悲)
発売当時、ディーラーさんに実演していただいて、初めて見た時の事を今でもはっきり覚えています。それほどの衝撃でした。隠すことなく目の前で切れたりつながったり、現象はもちろんですが中央部だけ見事にずれるこのケースは一体どんな作りなのか、それも不思議でした。

その後、切れたタバコの中央部にペンで印をつけてもらい、タバコが再びもとの1本になった時になんと印がついたまま。という手順のやり方を教えていただきましたが、今では最初から説明書に解説されているようです。
あ、先ほど言った、「窓の縁にあるスライス面」ってこの写真でわかりますか?この部分がテンヨーエリート版にはないのです。
しばらくして、ディーラーさんがこれをタバコではなく鉛筆で演じていました。私は当時思い切り未成年でしたから、やはりタバコよりこちらの方がいいなと思い、マネして作成。30年以上前の話です。

今では、東京ディズニーランドのマジックショップで、タバコではなく鉛筆バージョンが「マジックペンシル」という名前で発売されています。ただし園内でしか買えません。
とにかく簡単で、現象を起こす動作と同時にギミックが作動するので、怪しい動きなどは一切ありません。大変クオリティが高いので、自分で演じていても不思議なくらいです。
私の持っている物は、今回取り出してみたらかなり年季が入っているせいか動作が鈍くなっているので、新しい物を購入しようかなと思っています。
せっかくなので続けてこちらも紹介します。
1994年発売のバリエーションで、同じく近藤博氏の作品。

(現象)
ケースの中にガイコツを入れます。ケースの中央部分をスライドさせると、観客の目の前で3つに切れてバラバラになります。
このバラバラの状態で、中央の胸の部分に小さな剣を刺してケースを元に戻すと、ガイコツは一瞬にして元通り。しかも剣は刺さったままなのです。
1993年、アメリカの大手玩具メーカー、ミルトン・ブラッドレーが、テンヨーのライセンスによるMagic Worksシリーズを発売し始めました。このシリーズで「ファラオの復活」は「Severed Skeleton」という名前でリリース。このマジックはこのシリーズでのみ海外発売されました。

上記で書いた、中央部分がずれた状態でサインをしてもらうという手順を生かして、こちらは剣を刺すという演出になっています。
右の写真はパッケージの絵を再現して撮ったものです。
ここまで紹介したならこれも、1990年の発売の同じく近藤博氏の作品。

(現象)
1本の長いロープをケースに通します。ロープをひっぱっていき観客の指定した場所で止めます。ケースをずらすとロープは2本に切れてしまいます。ケースを元に戻すとロープは元通りつながります。どこでも何度でも、ロープを切ってつなぐことができます。
英語名はCLean Cut。これもMagic Worksシリーズのラインナップに入っていました。

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「THE タバコ」は、テンヨーのHPにも様々な使い方、アイデアが掲載されています。これだけ巧妙なギミックだと、ただ切って元に戻すだけの現象では収まるはずもありません。
「THE ロープ」は、以前、羽田空港、博品館のテンヨーディーラーブースで清水さんの演技を拝見したのですが、もう何が起こっているのかよくわからないくらい不思議な現象でした。
春に発売される「テンヨー本」にその手順を含め、テンヨー商品の様々なバリエーションが掲載されるようなので、楽しみにしています。情報が入り次第お伝えしますね。
さて、私なりにTHE タバコのバリエーションを考えたものがあるので、動画を撮ってみました。
本来、話をしながら演じるマジックを手元を凝視できる動画にすると不都合な点もあるのですが、
まぁ、こんなアイデアもあるという感じで、例のごとくやさしい目でご覧ください。
ケースは「ファラオの復活」の方を使用してみました。
「THE タバコ」と「THE ロープは」今でも購入可能です。
「THE ロープ」は、テンヨーのHPでずっと品切れになっていてなんだか怪しいので
気になる方は今のうちに買っておいた方がいいかもしれません。
<追記>
動画で演じている私のバリエーションが、リチャード・カウフマン氏が製作中のテンヨーの本に掲載される事になりました。演じ方の解説が載ると思いますので、やり方を知りたい方はそちらをご覧ください。
考案者の近藤氏も絶賛してくださったそうで、身に余る光栄です。
生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術

先日、この本が復刊された!とマジック好きのみなさんが騒いでいました。疎い私は、泡坂妻夫氏が書いた本なのできっとマジックがらみの素晴らしく面白い本で、みなさん喜んでいるのだなと、思っていました。更に聞いていると、「あの袋とじが」とか、「開ける用と開けない用、二冊買った」というような事を言っていまして・・・。
どういうことなのかと調べてみたら、目に入った言葉が
「はじめは各頁を切り開かず、かならず袋とじのままお読みください」「消える短編小説入っています」
消える・・・って何?
どうやら本に袋とじの部分があって、それを開かずに読むと短編小説、開いて読むと長編ミステリーが楽しめるようになっているのだそうです。凄まじく面白い事を考えますねぇ。

しかも私は「章が増える」程度に考えていたのですが、袋とじの前と後ろのページに文章がまたがっているのです。馬鹿じゃなかろうか。(褒めています)
短編を読んで、袋とじを切り開いて読むと、見事に最初の短編が溶け込んでしまい、まさに「消えて」しまうのです。
話が自然に交わり、解釈まで変えて理解できるようになっている凄さに感嘆!
ここにストーリーは書きません(書けません)が、こんな面白い事を考えて実際に実現するって素晴らしいですね。絶版になってから高値が付いていたそうですが、文庫で買えてラッキーです。
ついでといっては何ですが、この本についても書いた事がなかったので。

泡坂 妻夫
<内容>
二代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体“惟霊講会”。超能力を見込まれて信者の失踪事件を追うヨギガンジーは、布教のための小冊子「しあわせの書」に出会った。この本に封じ込められた驚くべき企みとは何か?
この本は有名ですのでご存じの方が多いと思います。私も随分前に購入しました。ただ、この本に隠された秘密について知ってから買いました。ネットで感想を読むと、読み進めていって最後の最後に秘密を知り驚愕した。という人もいて、うらやましいなと思いました。
この本も前代未聞の試みがされていて、この本で不思議なマジックができてしまうのです。
文庫本で購入できますから、こちらも何冊も買って持っている人が多いようです。もし、この本の秘密についてご存じなかったら、ぜひ何も知らないまま買って読んでみてください!
久しぶりの100円ショップマジック
昨年暮れ、100円ショップのダイソーで新しいマジックシリーズが出たよ!と言っていた人が何人かいたので、気にして探してみたけれど、私の行くお店では見あたらず。年が明けてつい先日、やっと入荷していました。店舗によって1か月くらいずれるんですね。新しいパッケージなって名前は「Magic Kingシリーズ」全部で20種類ありました。以前からの再発売もあるので、すべて目新しい内容ではないですが、それでも20種類一斉に並べられるとワクワクする私。
そんな中から気になる物を3点買ってきました。
飛びます!消えます!!
小さなシルクハット2つをテーブルに離して置き、それぞれに手を乗せると一瞬で片方へ移動するマジック。
ある程度マジックを知っている人は、箱の裏に書かれた絵を見たら、「ああ、なるほどね」と思うでしょう。そうです、ミニチュアシルクハットで行うチンカチンク(Chink-A-Chink)です。
ちなみに箱に難易度が表示されていて、これは上級となっています。
書き忘れましたが、今回のこのシリーズは、すべてYouTubeで実演を見る事ができます。
こちらのチャンネルです。⇒「Magic King TV」
説明は一応丁寧です。この形状なのでチンカチンクをするのは比較的簡単ですが、一回の移動のみだとマジックとしてどうなのか。
ちなみに私はこのミニチュアシルクハットが欲しくて買ったようなものです。とってもかわいいですし、こんなのどこにも売ってないですよね。
これを4つ使って、最後にシルクハットからウサギが!とかイマジネーションが広がります。
さて、次は・・・
ハッとするうさぎ
シルクハットが書かれたカードを見せ、カードを回転させるとシルクハットからウサギが出現するマジック。
今回のシリーズの中で唯一、「これってどんなやり方なんだろう?」と疑問に思ったマジックです。説明の絵を見て、回転させている間に絵が瞬間的に変わるの?まさか違うよね?と思ったのですが、やはりそうではありませんでした。
回す時は表を観客に見せません。
で、これ私は知らなかった方法で、「あーなるほどね」と思ったのですが、調べてみたら同じ原理を使ったマジックは昔からあったようです。種明かしにつながりますのであえて商品名は書きませんが、マジックランドの製品。これはこれで面白いですし、100円にしてはクオリティも悪くないですが、現象がとってもストレートなので終わったら速攻でしまう必要があります。
この原理で他のマジックも作れそうです。工作意欲が刺激されますね。(私だけ?)

続いて・・・
ネジねじフォーク
2本のフォークから1本を選んでもらい、手の中にいれて柄をゆっくりと回転させると先端がねじれてしまうマジック。
以前、「ザ・スプーン曲げ」を紹介、今回の新シリーズにもスプーン曲げはありましたが、このフォークは新作です。
付属のフォークはがんばっていますが本物らしくない物。今時フォーク数本で100円で売っていますから、それを加工するのではダメなんですかね。
もちろん演じる事は可能です。フォークの先端部は指で簡単に曲がる柔らかさ。ねじるのは流石に無理ですが。また、ねじれるのは真ん中の2つだけので、ちょっと地味かもしれません。

というわけで、新発売のダイソーマジックから3点紹介しました。
ところで、
昨年、100円ショップレモンで見慣れぬマジックグッズが6点販売されていました。
ネットで調べたらそのWonderful Magicシリーズは9種類あって、どこのレモンに行っても6種類しか販売されていないため、100円ショップ用の製品ではなく流れてきたもののようです。
どれもよくありがちなマジックだったのですが、中に1点見慣れない物があったので購入。
それがこちら。
ビックリスプーン
プラスティックのスプーンを念力で捻じ曲げてしまうマジック。
スプーンはヨーグルトを食べる時に使うような透明な小さな物です。これ初めて見る商品でした。プラ製のスプーン曲げを解説したレクチャーはありましたが、私の知る限り商品(ギミック)としては販売されていなかったように思います。
演じ方は、スプーンを観客に渡し調べてもらい、それを手に取り曲げてみせます。ちょっと不自然ですがそれなりにやさしい方法を解説してます。これ自作もできそうですから、スプーンが曲がる⇒ねじれるもやってみたいですね。個人的にはアイスクリームの出現も付け加えたい。というか、食べたい。(笑)

<追記>
LILLIPUT-MAGIC-HPに、100円ショップマジックの完全リストがあります。これは凄いっ!
コメントでLILLIPUTさん御本人よりお知らせいただきました。ありがとうございます!
そんな中から気になる物を3点買ってきました。

小さなシルクハット2つをテーブルに離して置き、それぞれに手を乗せると一瞬で片方へ移動するマジック。
ある程度マジックを知っている人は、箱の裏に書かれた絵を見たら、「ああ、なるほどね」と思うでしょう。そうです、ミニチュアシルクハットで行うチンカチンク(Chink-A-Chink)です。
ちなみに箱に難易度が表示されていて、これは上級となっています。

こちらのチャンネルです。⇒「Magic King TV」
説明は一応丁寧です。この形状なのでチンカチンクをするのは比較的簡単ですが、一回の移動のみだとマジックとしてどうなのか。
ちなみに私はこのミニチュアシルクハットが欲しくて買ったようなものです。とってもかわいいですし、こんなのどこにも売ってないですよね。
これを4つ使って、最後にシルクハットからウサギが!とかイマジネーションが広がります。
さて、次は・・・

シルクハットが書かれたカードを見せ、カードを回転させるとシルクハットからウサギが出現するマジック。
今回のシリーズの中で唯一、「これってどんなやり方なんだろう?」と疑問に思ったマジックです。説明の絵を見て、回転させている間に絵が瞬間的に変わるの?まさか違うよね?と思ったのですが、やはりそうではありませんでした。
回す時は表を観客に見せません。
で、これ私は知らなかった方法で、「あーなるほどね」と思ったのですが、調べてみたら同じ原理を使ったマジックは昔からあったようです。種明かしにつながりますのであえて商品名は書きませんが、マジックランドの製品。これはこれで面白いですし、100円にしてはクオリティも悪くないですが、現象がとってもストレートなので終わったら速攻でしまう必要があります。
この原理で他のマジックも作れそうです。工作意欲が刺激されますね。(私だけ?)

続いて・・・

2本のフォークから1本を選んでもらい、手の中にいれて柄をゆっくりと回転させると先端がねじれてしまうマジック。
以前、「ザ・スプーン曲げ」を紹介、今回の新シリーズにもスプーン曲げはありましたが、このフォークは新作です。
付属のフォークはがんばっていますが本物らしくない物。今時フォーク数本で100円で売っていますから、それを加工するのではダメなんですかね。
もちろん演じる事は可能です。フォークの先端部は指で簡単に曲がる柔らかさ。ねじるのは流石に無理ですが。また、ねじれるのは真ん中の2つだけので、ちょっと地味かもしれません。

というわけで、新発売のダイソーマジックから3点紹介しました。
ところで、
昨年、100円ショップレモンで見慣れぬマジックグッズが6点販売されていました。
ネットで調べたらそのWonderful Magicシリーズは9種類あって、どこのレモンに行っても6種類しか販売されていないため、100円ショップ用の製品ではなく流れてきたもののようです。
どれもよくありがちなマジックだったのですが、中に1点見慣れない物があったので購入。
それがこちら。

プラスティックのスプーンを念力で捻じ曲げてしまうマジック。
スプーンはヨーグルトを食べる時に使うような透明な小さな物です。これ初めて見る商品でした。プラ製のスプーン曲げを解説したレクチャーはありましたが、私の知る限り商品(ギミック)としては販売されていなかったように思います。
演じ方は、スプーンを観客に渡し調べてもらい、それを手に取り曲げてみせます。ちょっと不自然ですがそれなりにやさしい方法を解説してます。これ自作もできそうですから、スプーンが曲がる⇒ねじれるもやってみたいですね。個人的にはアイスクリームの出現も付け加えたい。というか、食べたい。(笑)

<追記>
LILLIPUT-MAGIC-HPに、100円ショップマジックの完全リストがあります。これは凄いっ!
コメントでLILLIPUTさん御本人よりお知らせいただきました。ありがとうございます!
The Moons of Jupiter
昨年はいつもにも増してテンヨー熱が上がってしまいました。ずっとこのブログをご覧になって下さっている方々には、「まだあるのかっ!」と言われてしまいそうですが、はい、今年も引き続き昔のテンヨー商品をご紹介し続ける予定。一体いつ終わるのでしょうか?
まず、紹介したのかどうか私がもう覚えていないのが問題なのですが・・・。
というわけで、今回はこちら。
CDプレーヤー
(現象)
マジシャンは9cm×9cmくらいの黒いケースを取り出します。
ケースには赤いディスクが入っています。ディスクをケースに戻し、回転させながらおまじないをかけます。再びディスクを出すと黄色に変わっています。

再度、ディスクをケースに入れ回転させながらおまじないをかけると、ディスクの色が赤に戻ります。
ケースを回転させていますから、当然観客は裏が怪しいと思います。しかしディスクを取り出して裏を見せると裏も赤なのです。
再びケースに戻し、おまじないをかけながら回転させます。

すると今度はディスクが青に変化しています!
ケースから取り出して裏を見せますが、なんと裏側も青色なのです。

「最後は瞬間的な変化をお見せしましょう」と言って、ディスクを半分くらいケースに入れ、「ワン、ツー、スリー!」のかけ声と共にディスクを一瞬ケースに入れて滑り出させると、なんと鮮やかなグリーンに変化しています!
1987年のテンヨー製品。
考案者は加藤英夫氏です。
英語のネーミング「The Moons of Jupiter」はやたらお洒落ですが、、日本名の「CDプレーヤー」のCDはCompact Discではなく、Color Discの意味です。確かにこの道具、一見ポータブルCDプレーヤーみたいですよね。発売当時はレコードからCDに移り変わっている頃で、時代も感じさせるネーミングとなっています。
テンヨーのHPによると、ポーカーチップを手でなでると色が変化するというマジックを、ケースを使用することによって、よりやさしくできるようにし、しかも何回もの変化が実現。タネを手に隠したりする必要がないので、サイズも大きくし、大勢に見せられるようにしたのだそうです。
当時、東京に遊びに行った時、このマジックを初めてテンヨーのディーラーさんに見せていただいた時の事を、はっきりと覚えています。なぜかと言うと、すでに他のマジックを色々見せてもらい購入していたので、この商品を見た時「色が変わるだけ」みたいに受け取り、物足りなく感じたからです。なまいきですね~。(笑)
でも、その後とても気になりました。だって何度も両面改めているのにもかかわらず、次々と色が変化するんですよ。で、やはりポーカーチップを連想してマグネットになっているんじゃなのかな?と想像しました。でも、素材は全部プラスチックなのです。道具を手に取ってディスクに施された「見た目に違和感がなく色を変化させる工夫」に感激。これってどれだけ試作品を作ったらこんなにうまく作動するようにできるのでしょう。仕組みをちょっとここで説明したいくらいです。
まず、紹介したのかどうか私がもう覚えていないのが問題なのですが・・・。

CDプレーヤー
(現象)
マジシャンは9cm×9cmくらいの黒いケースを取り出します。
ケースには赤いディスクが入っています。ディスクをケースに戻し、回転させながらおまじないをかけます。再びディスクを出すと黄色に変わっています。

再度、ディスクをケースに入れ回転させながらおまじないをかけると、ディスクの色が赤に戻ります。
ケースを回転させていますから、当然観客は裏が怪しいと思います。しかしディスクを取り出して裏を見せると裏も赤なのです。
再びケースに戻し、おまじないをかけながら回転させます。

すると今度はディスクが青に変化しています!
ケースから取り出して裏を見せますが、なんと裏側も青色なのです。

「最後は瞬間的な変化をお見せしましょう」と言って、ディスクを半分くらいケースに入れ、「ワン、ツー、スリー!」のかけ声と共にディスクを一瞬ケースに入れて滑り出させると、なんと鮮やかなグリーンに変化しています!
1987年のテンヨー製品。
考案者は加藤英夫氏です。
英語のネーミング「The Moons of Jupiter」はやたらお洒落ですが、、日本名の「CDプレーヤー」のCDはCompact Discではなく、Color Discの意味です。確かにこの道具、一見ポータブルCDプレーヤーみたいですよね。発売当時はレコードからCDに移り変わっている頃で、時代も感じさせるネーミングとなっています。
テンヨーのHPによると、ポーカーチップを手でなでると色が変化するというマジックを、ケースを使用することによって、よりやさしくできるようにし、しかも何回もの変化が実現。タネを手に隠したりする必要がないので、サイズも大きくし、大勢に見せられるようにしたのだそうです。
当時、東京に遊びに行った時、このマジックを初めてテンヨーのディーラーさんに見せていただいた時の事を、はっきりと覚えています。なぜかと言うと、すでに他のマジックを色々見せてもらい購入していたので、この商品を見た時「色が変わるだけ」みたいに受け取り、物足りなく感じたからです。なまいきですね~。(笑)
でも、その後とても気になりました。だって何度も両面改めているのにもかかわらず、次々と色が変化するんですよ。で、やはりポーカーチップを連想してマグネットになっているんじゃなのかな?と想像しました。でも、素材は全部プラスチックなのです。道具を手に取ってディスクに施された「見た目に違和感がなく色を変化させる工夫」に感激。これってどれだけ試作品を作ったらこんなにうまく作動するようにできるのでしょう。仕組みをちょっとここで説明したいくらいです。
Blue Crystal & Magical Crystal
昨年10月に紹介しましたが、テンヨーディズニーマジックシリーズが4点発売になりました。
既存のテンヨー商品のディズニーバージョンですが、少し内容が違っていたりします。
その中から「ブルークリスタル」のディズニーバージョン、「マジカルクリスタル」を紹介します。

以前、「ブルークリスタル」については書いたのですが、とても簡単に書いてしまいましたし、
今回の新製品と比較するためにも改めて紹介したいと思います。
ブルークリスタル
(現象)
マジシャンは、ケースに入った透明な物体を取り出し、「これはマジックの世界で新しく発明された奇妙な物体です」と説明します。
透明な上面を指でたたき、観客にも同じようにたたいてもらい硬いことを確認します。
次に厚みのあるカードを取り出し、プラスチック製でこれも硬いものである事を見せます。

「しかし、このカードをこの表面にあてると・・・・」
なんと、ゆっくりとカードが刺さって中に入っていってしまいます。
カードを何度か上下に動かして見せた後、抜き取って観客に再度表面を触ってもらいますが、最初のように硬いままで傷ひとつありません。

今度は観客からコインを1枚借りて透明な物体の上にのせます。
観客が見つめる中、コインはゆっくりと沈み始め、物体の中に入って行きます。
しばらくすると、今度はゆっくりと浮上し始め元の場所に戻ります。マジシャンはコインを取り、物体の表面を観客に触ってもらいますが、やはり硬いままです。
2000年発売のテンヨー製品、考案者はルーバーフィドラー氏です。
写真だと現象の様子が伝わらないと思いますが、演じている自分も不思議な現象です。
特殊な印刷と仕掛けが組み合わさることにより、これまでにない効果を生み出しています。
初めて見た時、自分の目を疑い、「な、なんだこれ?!」と驚きました。
本体を見下ろす角度がよりよく見えます。一度に大勢の人には見せられませんが、近くで凝視しても十分効果が発揮されるのでとても不思議です。
コインを沈める時は、付属の青い透明版をコインの上に乗せると説明書に書いてありますが、乗せなくても大丈夫なのではないかと思います。乗せるものは適当な大きさであればコイン以外の物、例えば指輪やクリップなどでも同じように見せることができます。
テンヨーのHPには沈みこませる物体について、水滴を沈みこませる。ホワイトボードマーカーや口紅でX印などのマークを書き沈み込ませるというアイデアが書かれています。
また、2001年には「ブルークリスタルブック」という冊子も発刊されています。
これは沢浩氏がブルークリスタルを使ったさまざまな手順を考案し、その中から9種類のマジックを解説した小冊子です。私がこの本の存在を知った時にはすでに売り切れており、現在は絶版で入手できなかったのですが、以前紹介した本、「澤浩の奇術」の中にこの冊子に掲載されているマジックの現象が書かれています。その9つのアイデアはとてもユニークで、ブルークリスタルを使って、それらの現象をどうやって実現するのか考えるだけでも楽しめます。
で、昨年2013年12月に発売されたディズニーバージョンの名前は、
マジカルクリスタルと、いいます。
一番上の写真のように商品が見えるブリスターパッケージです。こう比較すると不思議な物体と書かれた中が見えない箱パッケージのブルークリスタルってものすごくあやしいですよね。(笑)
開ける前にしばらく見ていたのですが、この状態で透明部分をじっくり見たらなんだかすでに不思議な感じになっていて素敵。子供だったら、「なんだこれ?!」とワクワクするに違いありません。
こちらは付属の輪ゴム(2種類)を使い、青い透明の物体の中にまるで水かゼリーの中に入っていくかのように浮き沈みするという現象説明になっています。ブルークリスタルに付いていたカードは付属しておらず、その分少し値段が安くなっています。定価1575円(税込)。
輪ゴムは最近見かけるシリコン製の物で、以前からテンヨーが発売しています。
「ディズニーキャラクター ラバーバンド ミッキーマウス」という商品名で、無くしてしまったらそれを買って使うこともできます。

比較すると同じように見えますが、内部の柄がブルークリスタルは星模様に対して、ディズニーバージョンはミッキー柄になっていて楽しいです。また、@Disneyの文字が入っています。

説明書はお子さんでも理解しやすいように文章はふりがなつき、図も多めに掲載されていてとてもわかりやすくなっています。
輪ゴムで浮き沈み現象を行うと指輪と同じように内側にも空間がある分、より見え方がはっきりして不思議さが増しているように感じます。色がはっきりしているというのもいいのかもしれません。
さて、
アイデア次第で色々な演出を楽しめるこのマジックですが、何かディズニーバーションができないだろうか?と考えて、動画を撮ってみました。ただ、写真もそうですが動画でも現象が伝わりにくいんですよね~。まぁ、例のごとくやさしい目で見てください。
既存のテンヨー商品のディズニーバージョンですが、少し内容が違っていたりします。
その中から「ブルークリスタル」のディズニーバージョン、「マジカルクリスタル」を紹介します。

以前、「ブルークリスタル」については書いたのですが、とても簡単に書いてしまいましたし、
今回の新製品と比較するためにも改めて紹介したいと思います。
ブルークリスタル

マジシャンは、ケースに入った透明な物体を取り出し、「これはマジックの世界で新しく発明された奇妙な物体です」と説明します。
透明な上面を指でたたき、観客にも同じようにたたいてもらい硬いことを確認します。
次に厚みのあるカードを取り出し、プラスチック製でこれも硬いものである事を見せます。

「しかし、このカードをこの表面にあてると・・・・」
なんと、ゆっくりとカードが刺さって中に入っていってしまいます。
カードを何度か上下に動かして見せた後、抜き取って観客に再度表面を触ってもらいますが、最初のように硬いままで傷ひとつありません。

今度は観客からコインを1枚借りて透明な物体の上にのせます。
観客が見つめる中、コインはゆっくりと沈み始め、物体の中に入って行きます。
しばらくすると、今度はゆっくりと浮上し始め元の場所に戻ります。マジシャンはコインを取り、物体の表面を観客に触ってもらいますが、やはり硬いままです。
2000年発売のテンヨー製品、考案者はルーバーフィドラー氏です。
写真だと現象の様子が伝わらないと思いますが、演じている自分も不思議な現象です。
特殊な印刷と仕掛けが組み合わさることにより、これまでにない効果を生み出しています。
初めて見た時、自分の目を疑い、「な、なんだこれ?!」と驚きました。
本体を見下ろす角度がよりよく見えます。一度に大勢の人には見せられませんが、近くで凝視しても十分効果が発揮されるのでとても不思議です。
コインを沈める時は、付属の青い透明版をコインの上に乗せると説明書に書いてありますが、乗せなくても大丈夫なのではないかと思います。乗せるものは適当な大きさであればコイン以外の物、例えば指輪やクリップなどでも同じように見せることができます。
テンヨーのHPには沈みこませる物体について、水滴を沈みこませる。ホワイトボードマーカーや口紅でX印などのマークを書き沈み込ませるというアイデアが書かれています。
また、2001年には「ブルークリスタルブック」という冊子も発刊されています。
これは沢浩氏がブルークリスタルを使ったさまざまな手順を考案し、その中から9種類のマジックを解説した小冊子です。私がこの本の存在を知った時にはすでに売り切れており、現在は絶版で入手できなかったのですが、以前紹介した本、「澤浩の奇術」の中にこの冊子に掲載されているマジックの現象が書かれています。その9つのアイデアはとてもユニークで、ブルークリスタルを使って、それらの現象をどうやって実現するのか考えるだけでも楽しめます。
で、昨年2013年12月に発売されたディズニーバージョンの名前は、
マジカルクリスタルと、いいます。

開ける前にしばらく見ていたのですが、この状態で透明部分をじっくり見たらなんだかすでに不思議な感じになっていて素敵。子供だったら、「なんだこれ?!」とワクワクするに違いありません。
こちらは付属の輪ゴム(2種類)を使い、青い透明の物体の中にまるで水かゼリーの中に入っていくかのように浮き沈みするという現象説明になっています。ブルークリスタルに付いていたカードは付属しておらず、その分少し値段が安くなっています。定価1575円(税込)。
輪ゴムは最近見かけるシリコン製の物で、以前からテンヨーが発売しています。
「ディズニーキャラクター ラバーバンド ミッキーマウス」という商品名で、無くしてしまったらそれを買って使うこともできます。

比較すると同じように見えますが、内部の柄がブルークリスタルは星模様に対して、ディズニーバージョンはミッキー柄になっていて楽しいです。また、@Disneyの文字が入っています。

説明書はお子さんでも理解しやすいように文章はふりがなつき、図も多めに掲載されていてとてもわかりやすくなっています。
輪ゴムで浮き沈み現象を行うと指輪と同じように内側にも空間がある分、より見え方がはっきりして不思議さが増しているように感じます。色がはっきりしているというのもいいのかもしれません。
さて、
アイデア次第で色々な演出を楽しめるこのマジックですが、何かディズニーバーションができないだろうか?と考えて、動画を撮ってみました。ただ、写真もそうですが動画でも現象が伝わりにくいんですよね~。まぁ、例のごとくやさしい目で見てください。
ダービーの大予言
あらためて、あけましておめでとうございます!
昨年は137の記事に、たくさんの拍手やいいね!をいただきました。ありがとうございます。
いつまでこのペースが続くのかわかりませんが、今年もよろしくおねがいします。
今年は「うま年」ということで、まずは馬のマジックを紹介します。
ダービーの大予言
(現象)
「ここに競馬のカードゲームがあります」と言って、1~8番までの番号がついた競走馬のカードを観客に見せます。
「どの馬が優勝するか予想してみてください」と言い、まずルールを説明します。今は順番に並んでいますが観客に切り混ぜてもらいます。
「では、ゲームを始めましょう!」カードを裏向きにテーブルに広げます。
マジシャンと観客は紙に1着と2着になる馬を予想して書きます。
レーススタート!で観客の指示通りにカードを混ぜていきます。
最終的にカードの上から1枚目と2枚目のカードが1着、2着となります。
「これで順位が決まりました」
観客の予想は残念ながらはずれています。「なかなか予想というのは難しいものです」、マジシャンの予想を見せるとなんとズバリ的中しています!
予言のカードには下の部分に折った部分があり観客はそれを怪しみます。「この折れている所が見たいですよね。実はすべての順位を予想していたのです」
紙を開いて見せ、読み上げながらテーブルに残ったカードを1枚ずつ開けていくと、すべての順位が予想通りに並んでいます!
1999年発売のテンヨー製品。考案者は下村知行氏です。プラスチック風カードで携帯ケース付き。観客参加型の楽しいマジックで、観客の予想も当たることが28回に1回の確率で起きるので、その場合さらに奇跡の瞬間となります。私は今の所ありませんが。
この「ダービーの大予言」テンヨーのHPでは製造中止品となっていますが、まだ売っているネットショップはありますし、ディーラーさんのいるテンヨーブースで昨年何度も見かけました。
気になる方は入手できなくなる前に、早めに購入した方がよいかも。
昨年は137の記事に、たくさんの拍手やいいね!をいただきました。ありがとうございます。
いつまでこのペースが続くのかわかりませんが、今年もよろしくおねがいします。
今年は「うま年」ということで、まずは馬のマジックを紹介します。

(現象)
「ここに競馬のカードゲームがあります」と言って、1~8番までの番号がついた競走馬のカードを観客に見せます。
「どの馬が優勝するか予想してみてください」と言い、まずルールを説明します。今は順番に並んでいますが観客に切り混ぜてもらいます。
「では、ゲームを始めましょう!」カードを裏向きにテーブルに広げます。
マジシャンと観客は紙に1着と2着になる馬を予想して書きます。
レーススタート!で観客の指示通りにカードを混ぜていきます。
最終的にカードの上から1枚目と2枚目のカードが1着、2着となります。

観客の予想は残念ながらはずれています。「なかなか予想というのは難しいものです」、マジシャンの予想を見せるとなんとズバリ的中しています!
予言のカードには下の部分に折った部分があり観客はそれを怪しみます。「この折れている所が見たいですよね。実はすべての順位を予想していたのです」

1999年発売のテンヨー製品。考案者は下村知行氏です。プラスチック風カードで携帯ケース付き。観客参加型の楽しいマジックで、観客の予想も当たることが28回に1回の確率で起きるので、その場合さらに奇跡の瞬間となります。私は今の所ありませんが。
この「ダービーの大予言」テンヨーのHPでは製造中止品となっていますが、まだ売っているネットショップはありますし、ディーラーさんのいるテンヨーブースで昨年何度も見かけました。
気になる方は入手できなくなる前に、早めに購入した方がよいかも。