X-Ray Eyes - Jeff Ezell
エックスレイ・アイズ ジェフ・エゼル(現象)
観客にカードを1枚引いて覚えてもらい、それをデックに返してもらい混ぜます。 そして、「いつもはマジシャンがそのカードを探しだしますが、今日は観客自身に見つけてもらいます」と言います。
マジシャンは、「私が3つ数えておまじないをかけると、あなたは一時的に透視能力が使えるようになります。そして、先ほど触れた物を透視できるようになるのです」と説明します。
3.2.1!観客におまじないをかけ、カードを裏向きで広げていきます。「何か普通でないものが見えたら教えて下さいね」
すると、一枚だけおかしなカードが見えます。裏から表が透けて見えているようなカードで、自分の引いたカードの数字とマークが見えるのです。観客はそれを指差します。そして、それを表返すともちろん観客のカードなのです。そのカードを手渡して確認してもらいます。しかし裏をもう一度見ると、すでに元の普通のカードに戻っています。魔法がとけ、透視能力はもうなくなってしまったのです。
バイシクル赤・青用ギミックカードが計3枚(なぜ3枚?)ついています。私は「裏から表が透けて見えているようなカード」が上記パッケージに描かれているデザインのものだと、勝手に思っていたのですが、全然違いました。実際に付いてきたのは右の写真のようなものでした。う〜ん、これではつまらないですよねぇ。(汗)
このマジックの手順自体は、私が昔から好んで演じているガフカードを使ったものと同じなので、やり方を知りたかったのではなく、ガフカードが目当てで買ったのですが、だいぶ当てが外れてしまいました。(悲)典型的な、パッケージと中身が違うパターンですよね。当たり前のようにこれが許されるから、マジックグッズって怖いですよね。
明らかに勘違いしやすいのに、ショップは何の補足説明もしないですし。
X-Ray Eyes (X線の目)というマジックなのですから、どうせならもっと裏が透けている、レントゲンのようなデザインのカードを作ってもらいたかったですね。実際に入っていたカードの何ともベタなデザインを見て、正直とてもがっかりしてしまいました。これではちょっと使う気にはなりません。これなら上のパッケージのデザインの物を作ってくれた方が、明らかにおもしろかったのにね。という訳で、ためしに自分で作ってみました。それが左の画像のカードです。この方が透けてる感じがして、いいと思いませんか?
第80回 アカデミー賞
昨日、第80回アカデミー賞の発表がありました。主な結果は以下の通りです。
作品賞 : ノーカントリー「NO COUNTRY FOR OLD MEN」
監督賞 : ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 「ノーカントリー」
主演男優賞 : ダニエル・デイ=ルイス 「THERE WILL BE BLOOD」
主演女優賞 : マリオン・コティヤール 「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」
助演男優賞 : ハビエル・バルテム 「ノーカントリー」
助演女優賞 : ティルダ・スウィントン フィクサー「MICHAEL CLAYTON」
長編アニメ賞 : 「レミーのおいしいレストラン」
今年は昨年と違って、観ていない作品からのノミネートが多かったので、それぞれの結果を知っても余りピンとこないため、一喜一憂できなかったのが残念でした。
でも、自分の好きな俳優、監督さんがノミネートされていたので、その点ではちょっとドキドキして結果を待っていました。その中でもうれしかったのは、コーエン兄弟(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)の監督賞受賞。子供の頃からずっとアカデミー賞を見ていますが、最近は取るべき人が受賞した。と思う事が多くなってきたような気がします。作品については、未だに「やはりアメリカの賞だなぁ」と思う事がありますが、個人の受賞でうれしい事が増えました。特に監督さんに思い入れが強い私は、子供の頃から素敵な作品で私を楽しませてくれている方々が、受賞すると胸が一杯になってしまいます。
例えば、スティーブン・スピルバーグ 1993年「シンドラーのリスト」1998年「プライベート・ライアン」、1994年 ロバート・ゼメキス 「フォレスト・ガンプ/一期一会」、1997年 ジェームズ・キャメロン 「タイタニック」、2001年 ロン・ハワード「ビューティフル・マインド」、2003年 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」 そして今年のコーエン兄弟。
昔は好んで軽めのコメディやホラーを作っていた監督さんが、年齢を重ね次第に色々な賞にノミネートされる作品を作るようになっていく。でも決して媚びているわけではなく、自分のスタイル、好みは崩さない。これって見方を変えると、時代が彼らについてきた、追いついたようにも感じます。
広く多くの人に、社会的に評価されるものだけがよいものだと私は思いませんが、いざ評価された時に自分の考えが伝わった、理解されたと感じるのは悪い気分ではないと思います。
余談ですが、今年「告発のとき」という作品で、トミー・リー・ジョーンズが主演男優賞にノミネートされていました。以前「逃亡者」で助演男優賞を受賞している彼ですが、なぜ缶コーヒーのCMに出てくれているのか不思議に思っています。しかも、このCMシリーズ長く続いてるよねぇ。
テーマ:第80回アカデミー賞 - ジャンル:映画
Greeting Card
昔に比べて誕生日やクリスマスなどに、友人や家族にカードを送る人が増えたのは、文房具店のカード売り場に行くとわかります。しかし、アメリカやイギリスなどでその手のグリーティングカード売り場に行くと、余りの数の多さに驚きます。誕生日カードなどは1歳〜80歳くらいまで年齢ごとに売られていて、文化の違いにへぇ〜と感心しました。需要があるんですねぇ。
以前に話しましたが、私もイベントごとに友人にカードを送ります。昔は必ず手作りしていたのですが、クリスマスカード以外はさすがにそうもいかなくなって、既製品を買う事もよくあります。
基本的に文房具好きな私は、時々意味も無くその手のお店をウロウロするのですが、今回はマジックっぽいグリーティングカードの紹介です。おもしろい物を見つける度に購入していたのですが、実際に友人に送ってしまい、ほとんど無くなったので全部無くなる前に紹介します。(笑)
一応、同じ物を買いに行ってみたけれど、もう売ってなかったですし。
左のカードはオーストラリアのマジシャン、ベン・ハリス考案のもの。ただ、実際にカードの絵を描いたのは別の人のようです。
18年くらい前に発売されたもので、私は東京マジックから購入。ご存知ジグザグイリュージョンをモチーフにしたものなのですが、紙細工の技術が進んでいる日本人からみるとシンプルすぎるくらいシンプルで、正直あまりおもしろいものではありません。できれば、カードを開けると真ん中部分が横にずれるという作りだったらよかったのに。それにしても、カードの裏面に考案者、製作者などの名前や住所と共に、 $1.75とはっきりと値段が書いてあるのはいかがなものでしょう?デリカシーが無さ過ぎやしませんか?(汗)実際に友人に送った時は、しっかり値段を塗りつぶしておきました。
右の写真はサンリオから発売されたバースデーカードで、シルクハットに入っているウサギの耳の部分ををひっぱって取り出すと、ウサギに続きプレゼントや「HAPPY BIRTHDAY」のメッセージなどがズラズラとつながって出てくる楽しい物。これは今でもよく行く文房具店で売っているので(ベストセラーなのでしょうか?)、なくなったら何度も購入して、すでに友人には一通り送った気がします。(笑)
左のカードもサンリオ発売の物。購入当時(数年前ですが)、「花が出現する物」「ジグザグイリュージョンの物」そしてこの「人体浮遊の物」、とマジックをテーマにしたカードが3種類ほど販売されており、一通り購入したのですが、現在手元に残っているのはこれだけです。
やっぱりプレゼントする前に、写真を撮っておけばよかったなぁと、今ちょっと後悔しています。
これもバースデーカードで、FOR YOU と書かれた部分を広げると、台の上のくまが浮かび上がり、メッセージが現れ、更にくまがプレゼントを出すという凝った物。
個人的にはとても好きなのですが、ちょっとマニアックすぎるのかなぁ?と思い、ずっと誰にも送れずに未だに手元に残っている訳です。いつか誰かに送ろうっと。
数年前からのマジックブームもあってか、立体的にハトが出るみたいなカードも結構見かけます。それでなくても、次から次へと季節ごとにアイデア満載のユニークなグリーティングカードが発売されるので、用は無くてもカード売り場に見に行くだけでも楽しいのです。
余談
私のブログにキーワード検索で来て下さる方々で、1年を通じてあるのが「ポップアップカード」というキーワード。各イベントの時に手作りカードを作ろうと検索しているようなのですが、検索に引っかかるのは私が以前書いた、こちら←の記事で、作り方とかお役に立てそうな事は紹介していないんですよね。今回の記事もその手の検索にひっかかりそうで、なんだか申し訳ないので、以前、MISDIRECTIONさんで紹介されていた、ポップアップカードを簡単な操作で作成できるソフトウェア「ポップアップカードデザイナー」をご紹介しておきます。まだ使った事はないですけども。
以前に話しましたが、私もイベントごとに友人にカードを送ります。昔は必ず手作りしていたのですが、クリスマスカード以外はさすがにそうもいかなくなって、既製品を買う事もよくあります。
基本的に文房具好きな私は、時々意味も無くその手のお店をウロウロするのですが、今回はマジックっぽいグリーティングカードの紹介です。おもしろい物を見つける度に購入していたのですが、実際に友人に送ってしまい、ほとんど無くなったので全部無くなる前に紹介します。(笑)
一応、同じ物を買いに行ってみたけれど、もう売ってなかったですし。
左のカードはオーストラリアのマジシャン、ベン・ハリス考案のもの。ただ、実際にカードの絵を描いたのは別の人のようです。18年くらい前に発売されたもので、私は東京マジックから購入。ご存知ジグザグイリュージョンをモチーフにしたものなのですが、紙細工の技術が進んでいる日本人からみるとシンプルすぎるくらいシンプルで、正直あまりおもしろいものではありません。できれば、カードを開けると真ん中部分が横にずれるという作りだったらよかったのに。それにしても、カードの裏面に考案者、製作者などの名前や住所と共に、 $1.75とはっきりと値段が書いてあるのはいかがなものでしょう?デリカシーが無さ過ぎやしませんか?(汗)実際に友人に送った時は、しっかり値段を塗りつぶしておきました。
右の写真はサンリオから発売されたバースデーカードで、シルクハットに入っているウサギの耳の部分ををひっぱって取り出すと、ウサギに続きプレゼントや「HAPPY BIRTHDAY」のメッセージなどがズラズラとつながって出てくる楽しい物。これは今でもよく行く文房具店で売っているので(ベストセラーなのでしょうか?)、なくなったら何度も購入して、すでに友人には一通り送った気がします。(笑)
左のカードもサンリオ発売の物。購入当時(数年前ですが)、「花が出現する物」「ジグザグイリュージョンの物」そしてこの「人体浮遊の物」、とマジックをテーマにしたカードが3種類ほど販売されており、一通り購入したのですが、現在手元に残っているのはこれだけです。やっぱりプレゼントする前に、写真を撮っておけばよかったなぁと、今ちょっと後悔しています。
これもバースデーカードで、FOR YOU と書かれた部分を広げると、台の上のくまが浮かび上がり、メッセージが現れ、更にくまがプレゼントを出すという凝った物。
個人的にはとても好きなのですが、ちょっとマニアックすぎるのかなぁ?と思い、ずっと誰にも送れずに未だに手元に残っている訳です。いつか誰かに送ろうっと。
数年前からのマジックブームもあってか、立体的にハトが出るみたいなカードも結構見かけます。それでなくても、次から次へと季節ごとにアイデア満載のユニークなグリーティングカードが発売されるので、用は無くてもカード売り場に見に行くだけでも楽しいのです。
余談
私のブログにキーワード検索で来て下さる方々で、1年を通じてあるのが「ポップアップカード」というキーワード。各イベントの時に手作りカードを作ろうと検索しているようなのですが、検索に引っかかるのは私が以前書いた、こちら←の記事で、作り方とかお役に立てそうな事は紹介していないんですよね。今回の記事もその手の検索にひっかかりそうで、なんだか申し訳ないので、以前、MISDIRECTIONさんで紹介されていた、ポップアップカードを簡単な操作で作成できるソフトウェア「ポップアップカードデザイナー」をご紹介しておきます。まだ使った事はないですけども。
期待度0%
マジックを演じる前、観客はどんな気持ちなのだろうか?と、よく考えます。
それはもちろん演じる状況、場所や観客によって大きく違うと思います。初対面の人に演じる場合、または友人にみせる場合でも、マジックをみなれた人、初めてみる人に演じる場合とでは、またかなり違いがあると思います。
ある友人に以前こんな事を告白されました。うれしい事に彼は私のマジックのファンなのですが、10年程前、初めて私のマジックを観る前に、こんな風に思ったそうです。
「マジックやるの?へぇ〜・・・・」
どうせたいした事はやらないだろうと思ったそうです。つまり期待度0%!(笑)
そして私のマジックを観て、物凄く驚いたそうです。それまで彼の周りに、遊び程度でのマジックをする人はいたそうですが、マジックを本格的に趣味としている人はいなかったと言っていました。それからたくさんのマジックを彼にみせましたが、未だに最初に観たマジックを覚えていて、「あれは凄かった」と話してくれます。(^^
以前、日本に住むイギリス人の友人と英国を訪れ、彼の父の家に遊びに行きました。
クリスマス休みのシーズンで親戚が集まってパーティ状態になり、そこでマジックをしてくれと頼まれました。マジックをすることもあるかもと、一応カードとスポンジボールを持って行ったのですが、広い部屋にイギリス人の観客が20人弱と予想を遥かに超える人数に戸惑いました。もちろん日本人は私ひとりです。サロン用のマジックを準備するべきだったと思いましたが手遅れ、それでもなんとかやり遂げ、拍手喝采で喜んでいただけたようで安心しました。
後から友人に聞いたのですが、私がマジックを始める前、上に書いた「マジック?へぇ〜・・・」という雰囲気が漂っていたのだそうです。ただ、観客の中に彼の兄夫婦がいたのですが、彼らだけは以前何度も私に会っておりマジックを観た事があるので、明らかに他の人達と態度が違い、「今回はどんな楽しいマジックをみせてくれるかな?」という感じだったと言っていました。
そして、いざ私がマジックを始めると、その他の親戚のみなさんが「物凄く驚いていて、みんなの顔を見ているだけでおもしろかった」と言っていました。(笑)友人は私の知らない所で、みんなとは少し違う楽しみ方をしていたようです。(^^
確かに、全く期待していない人にみせると、とてつもない反応を得る事ができますよね。
私は初めてマジックをみせる相手には、サッカートリックを演じる事が多いです。演出上私が失敗すると本当に失敗したと思ってくれ、ラストのどんでん返しの展開にとても喜んでもらえます。
この期待度0%の新鮮さは、「余計な情報のない初対面の場合」しか得られないものなので、私はとても大事にしています。一生覚えていてくれるマジックになるかもしれませんからね。
それはもちろん演じる状況、場所や観客によって大きく違うと思います。初対面の人に演じる場合、または友人にみせる場合でも、マジックをみなれた人、初めてみる人に演じる場合とでは、またかなり違いがあると思います。
ある友人に以前こんな事を告白されました。うれしい事に彼は私のマジックのファンなのですが、10年程前、初めて私のマジックを観る前に、こんな風に思ったそうです。
「マジックやるの?へぇ〜・・・・」
どうせたいした事はやらないだろうと思ったそうです。つまり期待度0%!(笑)
そして私のマジックを観て、物凄く驚いたそうです。それまで彼の周りに、遊び程度でのマジックをする人はいたそうですが、マジックを本格的に趣味としている人はいなかったと言っていました。それからたくさんのマジックを彼にみせましたが、未だに最初に観たマジックを覚えていて、「あれは凄かった」と話してくれます。(^^
以前、日本に住むイギリス人の友人と英国を訪れ、彼の父の家に遊びに行きました。
クリスマス休みのシーズンで親戚が集まってパーティ状態になり、そこでマジックをしてくれと頼まれました。マジックをすることもあるかもと、一応カードとスポンジボールを持って行ったのですが、広い部屋にイギリス人の観客が20人弱と予想を遥かに超える人数に戸惑いました。もちろん日本人は私ひとりです。サロン用のマジックを準備するべきだったと思いましたが手遅れ、それでもなんとかやり遂げ、拍手喝采で喜んでいただけたようで安心しました。
後から友人に聞いたのですが、私がマジックを始める前、上に書いた「マジック?へぇ〜・・・」という雰囲気が漂っていたのだそうです。ただ、観客の中に彼の兄夫婦がいたのですが、彼らだけは以前何度も私に会っておりマジックを観た事があるので、明らかに他の人達と態度が違い、「今回はどんな楽しいマジックをみせてくれるかな?」という感じだったと言っていました。
そして、いざ私がマジックを始めると、その他の親戚のみなさんが「物凄く驚いていて、みんなの顔を見ているだけでおもしろかった」と言っていました。(笑)友人は私の知らない所で、みんなとは少し違う楽しみ方をしていたようです。(^^
確かに、全く期待していない人にみせると、とてつもない反応を得る事ができますよね。
私は初めてマジックをみせる相手には、サッカートリックを演じる事が多いです。演出上私が失敗すると本当に失敗したと思ってくれ、ラストのどんでん返しの展開にとても喜んでもらえます。
この期待度0%の新鮮さは、「余計な情報のない初対面の場合」しか得られないものなので、私はとても大事にしています。一生覚えていてくれるマジックになるかもしれませんからね。
Thick As Thieves
昨年、アメリカの 「ダッシュボードコンフェッショナル」Dashboard Confessional というロックバンドの曲 “Thick As Thieves”のミュージックビデオコンテストが開催されたそうです。ちなみにこの曲は、『The Shade of Poison Trees』というアルバムに収録されています。詳しく知りたい方は、こちら←クリック。
コンテストに関する詳しい情報が見つからなかったのですが、You Tubeなど でこの曲のビデオがたくさん見つかるので、それらはこのコンテストに応募された作品なのだと思います。
で、見事優勝を勝ち取ったのが Dillon Magrann-Wells監督の作品。
上の画像はその作品からのものなのですが、なんだかおもしろそうですよね〜。
こちら←をクリックしてご覧下さい。
最初は、まさかサム・ザ・ベルホップをこの曲の歌詞でやるのか?と思いましたが違いました。
でもこれ、色々なアイデア盛りだくさんで、凄くおもしろいですよね。カードテクニックはもちろんのこと、カメラワークも計算しつくされており、観ていて(聴いていて)とても気持ちいいです。
いるんですね
私の家の近くには商店街や駅があるので、田舎の街中といった感じで、川も流れてたりします。きれいな川ではないものの、ボラやコイなどの魚もたくさんいますし、サギや鵜などの野鳥も頻繁に見かけます。川沿いに桜の木がある場所もあり、身近でなかなかの自然、季節を感じる事ができます。で、先日お昼頃に川沿いを歩いていたら、物凄くきれいな青い色が目に入りました。よく見ると、なんと「カワセミ」ではありませんか!!まさかこんな所でこの鳥を見るとは夢にも思いませんでした。いるんですねぇ〜。びっくりしました。
実は以前、隣の区ですが国道沿いのあまりきれいではない川でカワセミを見たことがあって、なんでこんな所にいるんだ?と驚いた事がありました。なので生で自然のカワセミを見たのは、これで2回目です。私のイメージでは、この鳥は山間のきれいな川に飛んでいるイメージだったのですが、ネットで調べてみたら結構都会でも公園の池などで見かける鳥なのだそうです。ちなみに上の写真はネットからフリー素材をいただいたもの。でも私が見たカワセミにそっくりです。
ちなみに私の住む静岡市の鳥ってカワセミなんですよね。こういうのって誰が決めるんだろう?
あなたの家の近くにカワセミはいますか?
テーマ:こんなん見つけましたvv - ジャンル:ブログ
Diminishing Returns - Mike Powers
デミニッシング・リターンズ マイク・パワーズ(現象)
マジシャンは観客にトランプを1枚選んでくれるように頼みますが、カードを表向きでスプレッドした状態で本当に自由に1枚のカードを指差してもらいます。
そのカードを抜き出しテーブルに置きます。そして、「おまじないをかけると、カードの大きさが変わってしまいます」、と言って残りのカードをテーブルにスプレッドすると、カードが小さくなってしまいます。次に一旦カードを集め再度スプレッドすると、今度は選ばれたカードだけが小さくなって、その他のカードはもとの大きさに戻ります。
最後に小さくなった観客のトランプは、再び一瞬でもとの大きさに戻ります。
現象説明を書いていて思いましたが、普通の人がこの説明を読んだら 「本当にこんなことできるのだろうか??無理でしょ?」と、疑わざるを得ない、まさに魔法のような現象ですね。(笑)
でも、本当にできますし、しかもそんなに難しくないから世の中わかりません。
今現在発売されているのは、ニューバージョンでバイスクルカードの物なのですが、私が買った時はホイルのカードでした。更に、ニューバージョンには、おまけとして、カードの模様が変化する 「The Defective Deck」用のトリックカードも添付されているようです。ずるいな。
ちなみにこのマジック。テンヨーが2007年の新製品として発売しています。ただし、例のごとくバイスクルカードではありません、ブリッジサイズです。値段的にもオリジナルが2800円、テンヨー製の物が2100円とさほど変わらないので、もし新しいものを買い直すのなら、おまけのマジックも付いてくるオリジナルの方がよいと判断し、私は購入していません。「デミニッシング・リターンズ」 は、テレビでムッシュ・ピエール氏が演じているのを観た事があるのですが、観客に1枚カードを選んでもらった後、「そのカードが大きくなる」と説明します。実際には他のカードが小さくなるのですが、観客の注目が選ばれたカードに集まるので、よい演出だと思いました。
映画 「Bagdad Cafe 」
バグダッド・カフェ1987年ドイツ映画
監督:パーシー・アドロン
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー
ストーリー
ラスベガスとロサンゼルスを結ぶハイウェイの途中、モハヴェ砂漠にある寂れたモーテル「バクダットカフェ」。ここをきりもりしている女主人のブレンダは、役に立たない夫、自分勝手な子供達や使用人にいつも腹を立て、やりきれない毎日を送っていた。
そんなある日、ひとりの太ったドイツ人女性が大きなトランクを引きずりながら、砂埃の道を歩いてこのモーテルにやってきた。彼女の名はジャスミン。この時はまだ誰も彼女によってこの寂れたモーテルが、砂漠の中のオアシスに変わっていくとは思いもしなかった。周囲の冷ややかな視線にもめげず、次第に打ち解けていくジャスミン。ある日彼女は、偶然スーツケースに入っていた手品セットのマジックをカフェで演じ始める。それ以来、彼女のエンターテイメントを目当てに多くのトラックが立ち寄る人気のカフェになっていった。しかし、ある日・・・
新作映画ではありませんが、例のごとく 「お勧め映画の紹介」 です。
捨てられ拾われたポット。濃すぎるコーヒー。頼まれていない掃除。騒音から音楽へと変わるピアノの音。空から光が差す絵画、投げれば戻ってくるブーメラン。疲れた心と身体を癒すマジック。
この映画に登場するものすべてが、次々と登場人物の気持ち、心の変化を代弁していきます。
個人的にはマジックが大事な要素として登場するので、この映画が大好きなのですが、それを差し引いたとしてもとても素晴らしい、一生心に残る愛すべき作品だと思います。
89年アカデミー賞、最優秀主題歌賞にノミネートされた、ジュベッタ・スティールが歌う主題歌
「コーリング・ユー」がいつまでも深く耳に残ります。
I am calling you. Can't you hear me? I am calling you.
機会があったら是非御覧になってみて下さい。
ふしぎな時計
左の写真の時計を作ってみました。ご存知の方も多いと思いますが、錯覚トリックとして有名な時計です。大変古くからある物なのだそうで、「矢八」と呼ばれていたりするようです。
8角形の時計の形をしたボードなのですが、裏表あってそれぞれに針が1本ずつ描かれているのを見せます。絵なので針は動きません。にもかかわらず「表は12時の時、裏は何時?」という質問の答えが、意外な結果になるのです。子供の頃に読んだ手品の本に載っていたと思ったのですが、実際に実演をみたのは、テレビでマギー司郎氏が演じていたものでした。ステージ用の大きな物(直径20センチくらい?)で、本来の原理にクライマックス用のギミックが加えられていました。これはおもしろいと思った工作好きの私は、早速自作してみました。まず下書きとして、正8角形を正確に書くのに苦労した思い出があります。(笑)
最近になってマジックショップで庄司タカヒト氏の「時差時計」というグッズが販売されました。
これは上記の矢八を使ったものなのですが、従来の演出が、「表が○時なら裏は何時でしょう?」というクイズ形式だったのに対して、こちらは「これさえあれば、世界中の時間が分かります。日本が12時の時、ハワイは何時でしょう?」という風に「時差」という演出で裏表の時間の違いに意味を持たせています。手順の最後も今までの演出のものは、これといったオチは特になかったのですが、こちらの演出では「なるほど、そりゃそうだよね」というおもしろくて納得のいくものになっています。う〜ん、このアイデアはとても素晴らしい。
私がこの演出を特に気に入っているもう一つの理由は、外国人の方に見せるのによいということです。通常日本に住む外国人の方は、母国と日本の時差を把握しています。日本人の観客だと時差を聞かれてもよくわかりませんが、彼らはすぐ答えられます。ちなみに日本が12時の時、ハワイは前日の5時(17時)で、イギリスが3時です。正確さが求められます。(^^;
このマジックは、もともと庄司タカヒト氏のレクチャーDVD「クリニカルレクチャー」にて解説されているものだそうで、私はとりあえずグッズとして販売している「時差時計」だけ購入しようと思っていたのですが、昨年発売された本、孫もびっくり!!「大人のための練習いらずの簡単マジック」 もちろん著者:庄司タカヒト氏に載っていたのでそれを見て、時計は小さめに自作してみました。それが一番上の写真のものです。
以前、shadowさんのブログ、「素人マジシャンの一人言」で
この時差時計を紹介されていて、その中でハンドリングが気に入らない、と書かれていたのですが、これには私も同感です。シンプルに見せれば十分不思議なのに、わざとトリッキーにさせて不思議さを減らしてるように感じます。私は手順の中で、もちろん時間を変えるために時計ボードを回しますが、裏表を回転させる時は必ず一番上の写真のように持つようにしています。裏を見せる時に回転させる方向を変えるというやり方は、結構最近これまたマギー司郎氏が矢印の書かれた四角形のボードで演じていました。それはコメディとしておもしろいですが、この時計のマジックではすべきでないと思います。ちなみにその四角形のボードのオチは、最初に書いた昔の時計マジックと同じでした。
そのボードのマジックをYouTubeで観る事ができます。こちら←をクリック
それにしても、この動画で演じているサイコロのマジックは傑作ですね。
初めて観たのは私が中学生の時だったけど、真似して作りましたから。(^^
The Rigid Roll - Aaron Olson
リジッド・ロール アーロン・オルソン(現象)
マジシャンは、トイレットペーパーを持って登場します。
そして、ロールをほどいて紙の端が床に着くまでのばします。
次の瞬間、マジシャントイレットペーパーから手を放しますが、なんとペーバーはその場で直立したままなのです。
まるで床に伸ばした紙の部分が硬直してしまったようです。
マジシャンは、再びトイレットペーパーの本体部分をつかむと紙を巻き始め、最初の状態に戻します。
巻き終わったトイレットペーパーを観客にプレゼントすることもできます。いらないかもしれませんが(笑)
とりあえず、このようなアイデアを思いつく人を私は尊敬します。
マジックって、「この原理で何かマジックできないかな」→「現象を考える」パターンと、「こんな現象のマジックできないかな」→「やり方を考える」パターンがあると思うのですが、後者の方が創造力が必要な気がします。これっていわゆるミュージシャンが歌を作る時に、「メロディを先に作るか」「歌詞を先に作るか」みたいなものでしょう。(全然違います)
このマジックグッズ、以前Mr.マジシャンで販売されていたのですが、現在はカタログから消えてしまっているので、ネットで色々検索してみたのですが、結局見つかりませんでした。
ロールが立った状態で両手は全く自由に動かす事ができます。多少の準備は必要ですが糸でつっているわけでもないので、難しくはありません。それまでトイレットペーパーを真剣に持ったことなかったけれど、これ結構重いんですよね。ちなみに、借り物のトイレットペーパーでもできます。
値段が4500円と結構な価格だったので、一体何が送られてくるのだろうと思ったら、かなりしっかりしたギミックが届き驚きました。ちなみにそのギミックはトイレットペーパーで梱包されていました。(笑)正直、ちょっと大袈裟な感じのギミックなので推測されやすく、実は見破られた事もあるのですが、この発想がおもしろい!と感心して笑えればOKなマジックかもしれません。
Cigarette Throught Coin
シガレット・スルー・コイン(現象)
マジシャンはコインとタバコを取り出し、観客に見せます。タバコをコインに近づけるとコインにくつっいてしまいます。更にゆっくり押すと、タバコはコインを溶けるように貫通してしまいます。その状態をよく見せタバコをゆっくり引き抜くと、そこには穴などないのです。
このマジックを初めて見たのは、1979年に日本で放送されたテレビ番組
「The Magic of David Copperfield II 」でした。
デビットは観客からクォーターとタバコを借りて、このマジックを演じていました。
まさに魔法でした。自分で色々やり方を考えてやってみましたが、できるはずもありません。(笑)
しばらくして、とある雑誌(MONOマガジンだったかな?)に名古屋にあるマジックショップの紹介記事があって、そこになんとこのシガレット・スルー・コインの写真が載っていたのです。
私は、「あのマジックが載っている!」と驚き、すぐさま販売しているものなのかどうか、いくらなのか?問い合わせの手紙を書きました。(20年以上前の話ですからメールなどないです)返事が来てすぐさま注文、購入したのが上の写真のものです。ちなみにそのマジックショップの名前はマリックプロモーション、お返事を下さったディーラーの人というのは今のMr.マリックの事です。
その後、お世話になっていたテンヨーのディーラーの方から送られてきたカタログに、Johnson製のハーフダラーのシガレット・スルー・コインが載っていたので、当時ギミックコインにはまっていたこともあり、これも購入しました。上記のクォーターもこのハーフダラーも、スプリングタイプといわれるもので、基本的にコインの片面しか見せることができませんが、ある理由からとても気に入っています。
その後、テレビでMr.マリックがこのマジックを演じ、頻繁に行うようになりました。ギミックコインも色々なバリエーションが考案され、様々なタイプの物が発売されました。この頃にはこのマジックが有名になりすぎていて、私はこのマジックを演じる回数がどんどん減ってきました。
「あれはどうなっているの?」と友人、知人からやたら尋ねられて困った時期です。
そして、2007年4月、ご存知のようにとある事件が起こり、この手のギミックを使ったコインマジックがテレビで演じられる事はなくなりました。あからさまにそうとわかるものは、たとえ日本円でなくともテレビで演じる事に抵抗がある時代になってしまいました。つまらない国です。(^^;
最近、日本のメーカーDP GROUPから「プロフェッショナルコインマジックシリーズ」というグッズが発売され、その中に「イリュージョン・ホール」という製品がありました。このシリーズはオリジナルのハリー・フーディーニをモチーフにしたハーフダラーサイズのコインを使ったもので、レギュラーコイン(写真右)とギミックコインのセットです。
なんと価格は、トイザラスで1449円で販売されていました。定価は¥2,100です。
正直、コイン自体が少し安っぽい感じがしますし、ギミックコインも出来はよいとはいえない物です。しかし金属製ですし、演技前後に両面を見せる事が可能な構造のシガレットスルーコインですから、この価格を考えたら上出来なのかもしれません。
ただ、テンヨーのワールドグレイテストマジックシリーズと同様、プロも演じるレベルのマジックを
この値段で販売するのはタネを安売りするようで、大変もったいない気がして複雑な心境です。
「プロフェッショナルコインマジックシリーズ」についてもっと知りたい方は、日曜手品師さんがブログで全種類を紹介して下さっています。こちらとこちらからご覧下さい。
グランドセントラル駅にて
色々とおもしろい事を企画、実行しているグループ、「Improv Everywhere」の最新作を紹介します。ニューヨークのGrand Central駅にて、207人もの人々が突然凍ったように動かなくなり、5分間静止するというもの。この手のどっきりは昔からよく行われているけれど、ニューヨーク最大の駅でこれだけの人数で行うと、そりゃもうとてつもない不思議空間が完成するのです。
もし私がこの場に居合わせたら、この彼らは実は人間ではなく、きっとエイリアンか何かでパワーが突然切れて止まってしまったに違いない。と考えると思う。そんな映画あったよね(^^;
何はともあれ、こちら←をクリックしてご覧下さい。ここまでくるとなんだか感動してしまいます。
ついでではありますが・・・・
「ニューヨークのグランドセントラル駅」と聞いてすぐ思い出されるのが、1991年のテリー・ギリアム監督作品、映画 「フィッシャーキング」の名シーン。
パリー(ロビン・ウィリアムズ)が恋するリディアを駅構内で見つけ、うっとりと夢見心地になるこのシーンは映画史に残る美しさ!こちら←をクリックしてご覧下さい。
もちろん作品自体も素晴らしく、私の大好きな作品のひとつです。
この動画を観て気になった方は、是非ご覧になってみて下さい。
最初の一歩
前回の記事で、最近のマジックファンについて少し触れたので、この機会に私が感じていることを書いてみたいと思います。長くなるかもしれませんが、お暇があればお付き合い下さい。
私がマジックを始めた子供の頃と違い、今はインターネットの普及で田舎に住んでいてもたくさんの情報が簡単に入手できますよね。この情報過多の現在、マジックに興味を持って始めようとしたら、どんな順序をたどるのでしょうか?まず書店で本を探すのでしょうか?それともネットでしょうか?私の住む市内でも本屋に行けば、初心者向けのものから東京堂出版の専門的な本まで、昔とは比べものにならないくらい様々なレクチャー本が並んでいます。
ネットで何かを探すとしたら、ショップ、HP、ブログなど、様々な情報源がありますから、素晴らしい時代だとは思いますが、どこから手をつけてよいやら選択が難しいと思います。実際、マジック関連の掲示板を見ると、たとえば、「初心者で、これからカードマジックを始めたいのですが、まず最初に買うとよいDVDは何ですか?」というような質問を時々見かけます。これはよい質問だと思います。わからないまま手当たり次第に買ってみるより確実?本当に確実でしょうか?
その質問に答えてくれた方が「Oz PearlmanのBorn to Perform Card Magicをおすすめします」と、言ったらどうでしょう?この答えてくれた方もマジック歴はそんなに長くない事がわかります。少なくとも私からみるとカードを買ってきたばかりの人に、このDVDをお勧めするのはどうだろうと疑問に思います。
マジックを始めるきっかけは色々ありますよね。テレビで見たあのマジックをやってみたい。
(ただタネが知りたいのでは論外です・汗)「指を鳴らすと観客のカードが一番上に上がってくるマジックがやりたい」と思い、アンビシャスカードが最初のカードマジックになる人もいるのかもしれませんね。それはそれで凄いことだと思いますけど。
また一方で、最新のマジックをよく知っているのに、昔の基本的なマジックを全く知らずに最新の物だと勘違いしている人もよく見かけます。最近では、「ハンカチに刺した安全ピンがそのまま移動するマジック」を、マニアの人が知っているマジックだと思っている方がいました。初心者向けの本に必ず載っているマジックだと思うのですが、今時は違うのでしょうか?
そう考えると、マジックを学ぶ正しい順番ってあるのでしょうか?色々言ってきましたが私も自己流でやってきましたから正直な所よくわからないのです。ただ、最初から難易度の高い物から始めるとくじけてしまうかもしれませんし、基本的な事を知らないと理解に苦しむ事があるかもしれません。以前、ちょこっとそんな事をとある掲示板に質問の答えとして書いてみたのですが、
「趣味でやるんだから好きなようにやればいいんだよ」と反論されてしまいました。(大汗)
スポーツでも勉強でもそうですが、先生と言われる人に基礎から教えてもらって順序よくレベルアップしていくのが一番理想的なのかもしれませんね。なかなかそうはいかないとは思いますが。
「テレビでマリックがやっていたマジックはどこで売ってますか?」
「○○○(マジックグッズの名前)を買ったけど、調べさせられないからボツ」
という書き込みが当たり前の世の中になりました。
グッズを買えば誰でもプロマジシャンと同じ事ができる。かっこよく、うまく現象が起こせればそれでOK。というマジックファンの方が多いような気がします。ネットにUPされている、顔の写っていないたくさんのマジック動画を見る度に、そんな事を感じています。もちろんそれらすべての人がそうだとは思いませんが、私は演じているマジシャンの人柄も感じられる方が好きなので、そのような動画の方を好んで何度も繰り返して観てしまいます。
昨年、大道芸ワールドカップでマジックを見たマジックファンの方からこんな意見を聞きました。
「マジックは見ていてつらいから、大道芸でやらなくていいよ」
その方は、自分がほとんどのマジックを知っていると自負しているようでした。知っているマジックは見ていてつまらない、と思っているのかもしれません。また、ひとつ確実に言える事は、その方は素晴らしいマジシャンにまだ巡りあっておらず、出会いたいと思ってもいないという事です。私は今までにこの大会で何人もの素晴らしいマジシャンにお会いしましたからね。まだ若いのに冷めてしまっているその方の意見を聞いて、現象だけを追い求めている人なのかなと思いました。
凄い現象のマジックなら、マリックだろうがセロだろうが演じるのは誰でもいいと思っていませんか?私はマジックならなんでもいいとか、こういう現象のマジックなら観てみたいとかではなく、自分の好みの人物を探している事が多いです。
え〜、思うままに書き綴っていたら、やっぱり長文になってしまいました。(汗)
最後まで読んで下さってありがとうございました。
私がマジックを始めた子供の頃と違い、今はインターネットの普及で田舎に住んでいてもたくさんの情報が簡単に入手できますよね。この情報過多の現在、マジックに興味を持って始めようとしたら、どんな順序をたどるのでしょうか?まず書店で本を探すのでしょうか?それともネットでしょうか?私の住む市内でも本屋に行けば、初心者向けのものから東京堂出版の専門的な本まで、昔とは比べものにならないくらい様々なレクチャー本が並んでいます。
ネットで何かを探すとしたら、ショップ、HP、ブログなど、様々な情報源がありますから、素晴らしい時代だとは思いますが、どこから手をつけてよいやら選択が難しいと思います。実際、マジック関連の掲示板を見ると、たとえば、「初心者で、これからカードマジックを始めたいのですが、まず最初に買うとよいDVDは何ですか?」というような質問を時々見かけます。これはよい質問だと思います。わからないまま手当たり次第に買ってみるより確実?本当に確実でしょうか?
その質問に答えてくれた方が「Oz PearlmanのBorn to Perform Card Magicをおすすめします」と、言ったらどうでしょう?この答えてくれた方もマジック歴はそんなに長くない事がわかります。少なくとも私からみるとカードを買ってきたばかりの人に、このDVDをお勧めするのはどうだろうと疑問に思います。
マジックを始めるきっかけは色々ありますよね。テレビで見たあのマジックをやってみたい。
(ただタネが知りたいのでは論外です・汗)「指を鳴らすと観客のカードが一番上に上がってくるマジックがやりたい」と思い、アンビシャスカードが最初のカードマジックになる人もいるのかもしれませんね。それはそれで凄いことだと思いますけど。
また一方で、最新のマジックをよく知っているのに、昔の基本的なマジックを全く知らずに最新の物だと勘違いしている人もよく見かけます。最近では、「ハンカチに刺した安全ピンがそのまま移動するマジック」を、マニアの人が知っているマジックだと思っている方がいました。初心者向けの本に必ず載っているマジックだと思うのですが、今時は違うのでしょうか?
そう考えると、マジックを学ぶ正しい順番ってあるのでしょうか?色々言ってきましたが私も自己流でやってきましたから正直な所よくわからないのです。ただ、最初から難易度の高い物から始めるとくじけてしまうかもしれませんし、基本的な事を知らないと理解に苦しむ事があるかもしれません。以前、ちょこっとそんな事をとある掲示板に質問の答えとして書いてみたのですが、
「趣味でやるんだから好きなようにやればいいんだよ」と反論されてしまいました。(大汗)
スポーツでも勉強でもそうですが、先生と言われる人に基礎から教えてもらって順序よくレベルアップしていくのが一番理想的なのかもしれませんね。なかなかそうはいかないとは思いますが。
「テレビでマリックがやっていたマジックはどこで売ってますか?」
「○○○(マジックグッズの名前)を買ったけど、調べさせられないからボツ」
という書き込みが当たり前の世の中になりました。
グッズを買えば誰でもプロマジシャンと同じ事ができる。かっこよく、うまく現象が起こせればそれでOK。というマジックファンの方が多いような気がします。ネットにUPされている、顔の写っていないたくさんのマジック動画を見る度に、そんな事を感じています。もちろんそれらすべての人がそうだとは思いませんが、私は演じているマジシャンの人柄も感じられる方が好きなので、そのような動画の方を好んで何度も繰り返して観てしまいます。
昨年、大道芸ワールドカップでマジックを見たマジックファンの方からこんな意見を聞きました。
「マジックは見ていてつらいから、大道芸でやらなくていいよ」
その方は、自分がほとんどのマジックを知っていると自負しているようでした。知っているマジックは見ていてつまらない、と思っているのかもしれません。また、ひとつ確実に言える事は、その方は素晴らしいマジシャンにまだ巡りあっておらず、出会いたいと思ってもいないという事です。私は今までにこの大会で何人もの素晴らしいマジシャンにお会いしましたからね。まだ若いのに冷めてしまっているその方の意見を聞いて、現象だけを追い求めている人なのかなと思いました。
凄い現象のマジックなら、マリックだろうがセロだろうが演じるのは誰でもいいと思っていませんか?私はマジックならなんでもいいとか、こういう現象のマジックなら観てみたいとかではなく、自分の好みの人物を探している事が多いです。
え〜、思うままに書き綴っていたら、やっぱり長文になってしまいました。(汗)
最後まで読んで下さってありがとうございました。
切れないリボン
私は小さい頃から本が好きだったので、本屋に行っては手品の本を読んでいました。(たまには買ってもらいましたが)数十年前のことですし、田舎ですから売っている本はいわゆる初心者向けの物ばかりでしたが、子供だった私には十分な内容でした。それらの中でよく見かけたマジックが左の写真のマジックです。(現象)
マジシャンは赤いリボンを取り出し、観客によく見せます。このリボンを紙ではさんで、その真ん中辺りを紙ごとバッサリと切ってしまいます。しかし、切れているのは紙だけで、リボンは無傷なのです。
このマジック、今時の初心者向けの手品本に載っているでしょうか?
私からするとマジックを始めた人なら誰でもやってみる、基本の基本のようなマジックなのですが、最近のマジックファンの方々はこんな所は飛び越して、キャップがボトルに貫通するマジックから始めたりするのでしょうか?ともあれ、タネはいたって簡単、今あなたが考えている通りです。
このマジックは何度か家族に見せた程度で、その後実演することはありませんでした。
時は流れて、(私のブログ、このフレーズ多いな。汗)
某NHKのテレビ番組で、ナポレオンズの植木氏が似たようなマジックを行っていたのですが、
それを見て私は驚きました。私の知っている上記の方法では考えられないものだったからです。
(現象)マジシャンは赤いリボンを2枚のカードの間にはさみます。そしてはさみをカードの真ん中辺りにあてます。(写真右上)その状態で両手を返して裏の状態もはっきり見せます。(写真左下)両手を戻し、ゆっくりとカードを2つに切ります。しかし、切れているのはカードだけでリボンは無事なのです。
この、はっきり裏の状態を見せ、公明正大に切断するクリーンさ。私はしばらく悩んでいたのですが、あるマジックショップで商品として、同じ現象が出来る物が売られていたので購入してみたのです。送られてきた物は私的にとても意外なものでした。へぇ〜こんな原理になっていたとは・・と、とても感心しました。演じていて自分で驚くほど簡単にできますしね。
しばらくして、植木氏本人がテレビのマジック講座(だったかな?)でこのマジックのタネあかしをしていました。確かにタネを聞いて大変感心するので、そういう意味では一般の方にレクチャーするにはよいマジックだと思いますが、なんだかちょっともったいないなぁ、と思いました。
リボンを切るマジックで思い出したマジックグッズがあったので、ついでに紹介します。
左のグッズは1980年発売のテンヨーの商品です。リボンカット 考案:高橋敬二
(現象)
マジシャンはプラスチックのケースにリボンをはさみます。ケースの中央部にある四角い窓からリボンをつまみ出し、その部分をハサミで切ってしまいます。リボンが完全に切断されたことが窓からはっきりと見えています。しかし、ケースからリボンを引き出した瞬間、完全につながっているのです。
え〜っと、今あなたが想像している通りのタネです。(汗)
どうも上手く演じることができないこともあって、実際に実演した覚えはありません。
ちなみに画像に書いた「Ribbon Forever」 は、この商品の英語名です。
やはりこの手のマジックは怪しいマジックグッズを使わない方がいいですよね。
