魔法のブラックボード テンヨー
魔法のブラックボード / テンヨー 考案;熊澤隆行(現象)
スプーンが描いてあるボードに、すり替えができないようにサインをしてもらいます。ふたを閉じておまじないをかけ、ふたを開けると、描いたスプーンが曲がってしまいます。
世界中のマジシャンを煙に巻き、そしてその仕掛けで驚嘆させた新原理のマジックです。
黒板に描いた絵をすり替え不可能な状況で変化させることができます。
相手が選んだトランプの絵を現すなど、いろいろな楽しい使い方の解説があります。
テンヨー マジックテイメントシリーズ 2007 最新作のひとつです。
これに似たマジックで、スケッチブックに描かれたスプーンの絵が曲がるというマジックがあります。あれを、黒板形式にしてしかも観客にサインをしてもらう事ができるという、「世界のマジシャンを不思議がらせた新原理」なのであろうと、好き勝手に想像、期待していました。
なるほど、そういう原理ですか〜。いとも簡単に変化が起こせる仕組みはおもしろいです。
最後に絵の書かれた黒板も、観客に渡して調べてもらう事ができる点もいいですね。
でもですね。個人的にはスケッチブックのマジックと比べて、説得力が足りないような気がします。まず、観客にサインをしてもらう時、フタを半分だけ開けてサインしてもらいます。
その後しっかりフタを開け黒板の絵全体を見せますが、サインをしてもらう際に、半分だけしか開けないのはどうでしょうか?これではなんだか、Out to Lunch の原理のようです。
そして、やはり問題はこのフタ。フタを一旦閉めて、開けると変化しているというのは、いくらサインがしてあるとはいえ、「すりかえた感」が強いのではないでしょうか?かなり利点がある分、欠点も出てきたと言った感じですが、アイデア次第でかなり応用が利きます。
下の写真はシルクハットからウサギが現れるという、これ以上ないくらいベタな使い方。
つまらなくないとは思いますが、こんな風に部分的に絵が現れるといったような物よりも、「描かれていた絵の一部が変化する」といった現象の方が、不可能性が強まり効果的だと思います。
ちなみにこのグッズ、海外での英語の商品名は「Mystic Blackboard」だそうで、 価格はアメリカのHank Lee's Magic Factory で $29.95です。倍くらいの値段になるんですね。
このグッズはまだ実際に人に見せていません。解説書に色々な使用例,アイデアが書かれていますが、何かもっと自分らしい
