北海道クリスマスツアー2023 その3
ついに帰国日です。(北海道は海外ではありません)でもフライト時間が18:15なので、結構時間があります。
今回宿泊したホテルは「KOKO HOTEL 札幌駅前」。駅前と言っても駅から徒歩15分くらいです。「前の方に行くとあるよ」という意味なのでしょう。泊まった部屋は9階で、窓からの景色はこんな感じでした。毎日、外の様子を見ていたのですが、2日目の夕方少しだけ雪が降ったので積雪はこの程度となりました。
朝食は2階にあるレストラン「カプリチョーザ」を利用したバフェでした。一旦ホテルの入り口を出てエレベーター又は階段を利用しなくてはなりません。最近、こうやって同じ建物内のレストランを利用するスタイルがあるのは知っていたので戸惑いませんでしたが、フロントのスタッフが説明不足なので朝食会場がわからずに引き返している人を何度も見ました。2階の「カプリチョーザ」です。って、はっきり言わないとダメですね。
和食と洋食が色々あって内容は悪くなく、普段は朝食をとらない私でも調子にのって沢山食べました。スープカレーや北海道牛乳など地元ならではのメニューもあって嬉しいです。2日目はちょうど中国人の団体客が食事を済ませた後で空いていたのですが、彼らが去った後のテーブルを見たら、驚くほど大量に食べ物が残っており大変不快でした。日本に来たら一緒に文化も学んでほしいものです。
ホテルをチェックアウト後、初めて二条市場へ行ってみました。大通りからすぐの場所で今までなぜ来なかったのだろう?というロケーションでした。シーフードレストランがたくさん集まっていて、新鮮な魚介類を販売する店も建ち並んでいます。海鮮丼などは大好きで地元で時々食べに行くのですが、北海道でなかなか食べない理由はただひとつ「寒いので温かいものが食べたい」からです。でも、次回は何か食べてみようかなと思いました。
私の地元では見かけない食材はやはり蟹ですね。色々な種類があって珍しく、その場で気軽に食べられる店もありました。人気の観光地なので、アジアからの観光客がいっぱい。そのせいなのか蟹を見ていたら、店員が無言で「そこをどいて」と手で私を追い払うようなしぐさして、なんだか気分が悪かったです。日本語通じますよ。
その後、札幌駅へ。青空がきれいな日でした。デパ地下やショッピングモールを散策。クリスマスイブですし、年越しの準備をしている人もいて大混雑。少し見て歩いただけで疲れてしまい座れるところも見当たらないので、もう空港へ向かってしまうことにしました。電車の中は座って1時間くらい休めますからね。
空港に行けば何でも買えることを知っているので、最近はお土産などはすべて街中ではなく最後に空港で購入することにしています。前回フライトの2時間半くらいに来たら時間が足りなくて全部のエリアに行けなかったのすが、今回は5時間くらいあるのでのんびり空港内を探索することができました。
前回見逃していた国際線の方まで行ってみました。とても空いていて、座るところもあるので休憩にちょうど良かったです。ここには羽田空港と同じく、「博品館TOY PARK」という玩具店があります。人気のおもちゃが一通りあって好きなマジックグッズも販売されていました。また海外からの観光客向けの商品も並んでいて楽しいです。
新千歳空港でお気に入りの場所はフードコート。とても広くて、滑走路側がずっとガラス窓になっているので飛行機が見放題。分単位で離着陸するたくさんの飛行機を見ながら食事ができます。特に飛行機マニアではない私でも、大きさや形の違うカラフルな飛行機に見入ってしまいます。ただ空港に遊びに来るのも楽しいに違いない。
そして最大の目的がここでのランチ。前回も食べたのですが、松尾ジンギスカンの「特上ラム定食」です。有名店なので街中にある店舗に行くと混んでいて高級で手を出しにくいのですが、フードコートなら気軽に食べることができます。ジンギスカンみたいにタレが濃くなく、ジューシーでやわらかいラム肉の味を味わえて大好きなメニューです。税込1,800円。旅行中ならではの最後の贅沢です。
今回もあっという間の2泊3日。クリスマスマーケット目当てに札幌を訪れるのは4回目でした。飛行機に乗ることで旅行気分いっぱい、地元では体験できない雪を楽しんで、美味しいものを食べ過ぎて、素敵なホワイトクリスマスを過ごすことができました。
以上、「北海道クリスマスツアー2023」のレポートでした。
お付き合いありがとうございました。
今回宿泊したホテルは「KOKO HOTEL 札幌駅前」。駅前と言っても駅から徒歩15分くらいです。「前の方に行くとあるよ」という意味なのでしょう。泊まった部屋は9階で、窓からの景色はこんな感じでした。毎日、外の様子を見ていたのですが、2日目の夕方少しだけ雪が降ったので積雪はこの程度となりました。
朝食は2階にあるレストラン「カプリチョーザ」を利用したバフェでした。一旦ホテルの入り口を出てエレベーター又は階段を利用しなくてはなりません。最近、こうやって同じ建物内のレストランを利用するスタイルがあるのは知っていたので戸惑いませんでしたが、フロントのスタッフが説明不足なので朝食会場がわからずに引き返している人を何度も見ました。2階の「カプリチョーザ」です。って、はっきり言わないとダメですね。
和食と洋食が色々あって内容は悪くなく、普段は朝食をとらない私でも調子にのって沢山食べました。スープカレーや北海道牛乳など地元ならではのメニューもあって嬉しいです。2日目はちょうど中国人の団体客が食事を済ませた後で空いていたのですが、彼らが去った後のテーブルを見たら、驚くほど大量に食べ物が残っており大変不快でした。日本に来たら一緒に文化も学んでほしいものです。
ホテルをチェックアウト後、初めて二条市場へ行ってみました。大通りからすぐの場所で今までなぜ来なかったのだろう?というロケーションでした。シーフードレストランがたくさん集まっていて、新鮮な魚介類を販売する店も建ち並んでいます。海鮮丼などは大好きで地元で時々食べに行くのですが、北海道でなかなか食べない理由はただひとつ「寒いので温かいものが食べたい」からです。でも、次回は何か食べてみようかなと思いました。
私の地元では見かけない食材はやはり蟹ですね。色々な種類があって珍しく、その場で気軽に食べられる店もありました。人気の観光地なので、アジアからの観光客がいっぱい。そのせいなのか蟹を見ていたら、店員が無言で「そこをどいて」と手で私を追い払うようなしぐさして、なんだか気分が悪かったです。日本語通じますよ。
その後、札幌駅へ。青空がきれいな日でした。デパ地下やショッピングモールを散策。クリスマスイブですし、年越しの準備をしている人もいて大混雑。少し見て歩いただけで疲れてしまい座れるところも見当たらないので、もう空港へ向かってしまうことにしました。電車の中は座って1時間くらい休めますからね。
空港に行けば何でも買えることを知っているので、最近はお土産などはすべて街中ではなく最後に空港で購入することにしています。前回フライトの2時間半くらいに来たら時間が足りなくて全部のエリアに行けなかったのすが、今回は5時間くらいあるのでのんびり空港内を探索することができました。
前回見逃していた国際線の方まで行ってみました。とても空いていて、座るところもあるので休憩にちょうど良かったです。ここには羽田空港と同じく、「博品館TOY PARK」という玩具店があります。人気のおもちゃが一通りあって好きなマジックグッズも販売されていました。また海外からの観光客向けの商品も並んでいて楽しいです。
新千歳空港でお気に入りの場所はフードコート。とても広くて、滑走路側がずっとガラス窓になっているので飛行機が見放題。分単位で離着陸するたくさんの飛行機を見ながら食事ができます。特に飛行機マニアではない私でも、大きさや形の違うカラフルな飛行機に見入ってしまいます。ただ空港に遊びに来るのも楽しいに違いない。
そして最大の目的がここでのランチ。前回も食べたのですが、松尾ジンギスカンの「特上ラム定食」です。有名店なので街中にある店舗に行くと混んでいて高級で手を出しにくいのですが、フードコートなら気軽に食べることができます。ジンギスカンみたいにタレが濃くなく、ジューシーでやわらかいラム肉の味を味わえて大好きなメニューです。税込1,800円。旅行中ならではの最後の贅沢です。
今回もあっという間の2泊3日。クリスマスマーケット目当てに札幌を訪れるのは4回目でした。飛行機に乗ることで旅行気分いっぱい、地元では体験できない雪を楽しんで、美味しいものを食べ過ぎて、素敵なホワイトクリスマスを過ごすことができました。
以上、「北海道クリスマスツアー2023」のレポートでした。
お付き合いありがとうございました。
北海道クリスマスツアー2023 その2
北海道旅行2日目。2泊3日の短い旅行なので基本的に札幌市内をウロウロするだけです。
この日は初めて「北海道神宮」に行ってみました。以前、円山動物園に行った時と同じ駅で下車して、徒歩5分ですぐに到着。気温はマイナス5度でしたが、日差しがあって風がないので寒さはそんなに感じませんでした。
境内はとても広くて、雪遊びや野鳥観察を一緒に楽しむのも目的です。ただ、今回は雪がサラサラのパウダースノーなので、雪だるまを作るのはとても難しかったです。野鳥は人気の「エナガ」を見ようと意気込んだのですが叶わず。でも地元では見たことのない、ゴジュウカラやアカゲラを見ることができました。
何も知らずに行ったのですが、「北海道神宮」は北海道の代表的な神社で、パワースポットとしても有名だそうです。本殿は輝く金色が美しくとても立派で、海外からの観光客を含め多くの人が訪れていました。
地図を見ながら歩いて行くと、北海道発展の基礎を築いた人々の功績を称える開拓神社などもあり歴史を感じました。またお正月用などのお飾りを売る屋台もすでにいくつか出ていて、クリスマス前ですが早くも年末ムードが漂っているのも季節感があってよい雰囲気でした。
その後、電車を乗り継いでランチを食べるために「スープカリーキング」本店を訪れました。前回に続いて2回目です。注文したのは「ラム野菜カレー」1,450円。昨年より100円くらいずつ値上げしていました。辛いのが苦手な私は前回「辛さ1」で学んだので、今回は「辛さ0」にしました。スープに沈んでいますが、大きめの野菜が11種類ぐらい入っていてラムと野菜好きにはたまらないメニューなのです。今回はスープも全部飲み干して完食!
その後、前回は行かなかった「サッポロファクトリー」へ。巨大なツリーがある素敵な施設です。以前はおしゃれで高級な店が多く、雰囲気は素敵なのにとっつきにくかったのですが、今回行ったらおもちゃ屋やカジュアル雑貨、ファストフードの店が色々あって、家族で楽しめるスポットになっていて大変賑わっていました。
この時点で夕方5時くらい、薄暗くなってきたので、一旦ここから徒歩15分くらいのホテルへ帰還。2時間くらい休憩してから、夕飯を食べるためにに「ミュンヘン・クリスマス市」へ向かいました。
ホテルの窓から雪が少し舞っているのが見えました。喜んで外へ出て大通りへ向かう途中で、だんだん雪が強く降ってきました。昨日、ホワイトクリスマスを望みましたが、ここまでは希望していません!食べ物を買うために並んでいたら帽子や肩の上に雪がかなり積もり、それなりに楽しい初めての体験となりました。
この日食べたのは「ソーセージ盛り合わせ」とドイツの家庭料理「アイスバイン」各1,200円。アイスバインは、豚肉を塩漬けして、香味野菜やスパイスと一緒にやわらかく煮込んだ料理で、食べ応えがありとっても美味しかったです。昨日食べたペラペラの肉とは大違いです。はい、根に持っています。
食べている間に雪もやんだので、もう一度マーケット内を一周していたら閉店時間。もう一品食べたかったのですが時間切れとなりました。食べ物以外に気に入ったグッズも見つけて購入しましたし、今年も2日間、楽しいクリスマスの雰囲気を堪能させてもらいました。やっぱり来てよかった。ありがとうごさいます。
名残惜しかったので、更にイルミネーションを見て歩きました。雪が積もり望んでいた白銀の景色に大満足。ホテルへ帰るには、すぐ横にある出入り口から入って暖かく快適な地下道を通るという知識もつきました。
さて、ホテルに帰ってからデザートを食べました。サッポロファクトリーのすぐ前にある「SWEET LADY JANE」というアメリカンスタイルのケーキやパイなどを売っている店に立ち寄り買っておいたのです。実は昨年この店をチェックしておいたのですが行かなかったので、今年実行。遅めの時間だったので、あまり残っていませんでしたが3種類をチョイス。一番右の「ピーナツバターパイ」が珍しくて美味しくてボリューム満点で気に入りました。
2日目終了。明日は早くも最終日です。「北海道クリスマスツアー2023 その3」に続きます。
北海道クリスマスツアー2023 その1
12月22日(金)~24日(日)まで、昨年に引き続き今年も北海道にクリスマス旅行に行ってきました。例のごとく富士山静岡空港を利用してのお気軽旅ですが、フライトの時間が往きは1時間早く、帰りは4時間遅い時間になったので、現地での滞在時間が長くなりました。やったね!
天気予報で寒波が来ていると言っていたのですが、特に風が強いわけでもなく約1時間45分で無事到着。
新千歳空港から札幌駅までの移動中、車窓から雪が少ないのがわかりました。最初に駅ビルの中で少し買い物をしたのですが、外を見るとやはり道路に雪がありません。雪の降らない静岡市に住む私たちの目的のひとつなのにと思いながら外に出ると、気温はマイナスなので冷たい風に吹かれ思わず「わぁ~っ!寒い!!」と叫んで慌ててニット帽をかぶりました。昨年もここで同じ事をしました、学ばない私です。
ホテルにはまだチェックインできないのでその場所を確認しながら、ランチを食べに行くことにしました。札幌に来たという実感を味わうために、あえて地下道は歩かずに景色を見ながら地上を進みます。途中の大通りでは第一目的の「ミュンヘン・クリスマス市」開催中。昼間に初めて立ち寄って、どんな店があるか見て歩きました。
ランチは毎回恒例、狸小路商店街にある店「SAPPORO NOODLE 零」で、迷うこと無くいつもの「炙りチャーシュー味噌ラーメン」をオーダー。箸でつかむとくずれるほどのやわらかい肉をアクセントに、スープが冷えた体に染みこんで、札幌で食べるラーメンは格別です。というか私は一年に一度ここでしかラーメンを食べません。
ホテルにチェックインできる時間になったので、しばらく部屋でぐったり。日没後にタイミングを見計らって大通りへ向かい、ホワイトイルミネーションを見て歩きクリスマス市へ行きました。一応雪は薄く積もっているのですが、すでにアイスバーンになっている所が多く、滞在中にもっと雪が降るように願うことにしました。
「ミュンヘン・クリスマス市」は今年も多くの人で賑わっていて大好きな雰囲気です。東京や横浜などでもクリスマスマーケットを開催していて以前行った事があるのですが、札幌は姉妹都市がドイツのミュンヘンなので別格だと感じています。ちなみにこのイベントは妹都市提携30周年を記念して、2002年から開催されているそうです。
この日最初に食べたのは、ドイツ風ローストポークの「シュヴァイネブラーデン」と、ソーセージの盛り合わせ「クリスマスプレート」でした。正直に言うと「シュヴァイネブラーデン」はハズレでしたというか、この店がハズレだったのかもしれません。見本の写真と違いすぎますし、筋張った脂身ばかりの肉に変なソース、冷凍野菜などで1,200円は満足感がないですね。来年行く方は、このメニューにご注意ください。
リベンジで食べたのは「北海道牛肉のグラーシュ」と「プレッチェル」。私はこのバターが入ったプレッツェルが大好きで、普段から買えたらいいのにと、いつも思っています。ドイツのシチュー「グラーシュ」も熱々で大きめの肉や野菜がゴロゴロ入っていて美味しくて満足でした。一応食事スペース用のテントがいくつもあるので中で食べていましたが、気温マイナス6度で体が冷えてきたのでホテルに帰還することにしました。
せっかくなのでデザートに何か食べたいなと立ち寄ったコンビニで、「白い恋人」とコラボした「雪見だいふく」を発見し思わず購入。長時間外にいて寒くて凍えているのに、なぜアイスを買うのでしょうか?この商品は北海道限定なのかと思ったのですが、全国発売していたようです。でも現地で食べて特別な気分になりました。
今回宿泊したホテルは、KOKO HOTEL 札幌駅前。駅前と言うほど駅から近くはない場所なのですが、あの札幌時計台から徒歩3分、大通りまで徒歩5分という素晴らしいロケーションでした。ホテルについて詳しくは後ほど書きます。
これにて1日目終了。この日は朝5時起きだったのでアイスを食べて早めに就寝しました。
「北海道クリスマスツアー2023 その2」に続きます。
イギリス旅行2023 その11 悪夢のフライト
「イギリス旅行2023 その10」の続きです。一応、日記としては今回が最終回です。
この日の夜、20:10の飛行機に乗り、香港経由で日本に帰国予定。事前にスーツケースなど荷物をホテルで預かってくれるかお願いをしたら、「持って観光できないですよね」という優しい言葉と共に、快く承諾してくれました。無料でしたが、ただできれば朝早めに持ってきてくださいということだったので、前の日の夜準備をして朝食を食べる前にフロントに預けました。この時は、後で色々後悔することになるとは思いませんでした。
今回の旅では4つの町で同じ「Travelodge」というホテルチェーンに泊まりました。エアコンがあったりなかったり(ロンドンは暑かったのに扇風機のみ)様々でしたが、ルームメイク以外は総じてよい印象でした。ここの朝食のバフェは品揃えが悪くなく人気のようですが、さすがに毎日同じだと飽きてきますね。日本のホテルみたいに場所によって「ご当地料理」があったりすると嬉しいです。(リクエストです)
あと、やたら「Is everything OK?」って愛想を振りまいているスタッフがいて、ネットの批評に「このスタッフはよかったと自分の名前を書いて」と頼まれました。面白いので書いてあげましたが、やりすぎるとばれますよ。
さてスーツケースを預けて身軽になったので、フライトの時間まで最後のロンドンを楽しもうということで行ったのが、ロンドン自然史博物館(Natural History Museum)。実は最初に宿泊したホテルの近所で、駅との往復に毎日この前を通っていました。以前にも訪れた事がありますが、楽しい施設なので再び行ってみました。
8000万点以上もの収蔵品からなる生命科学・地球科学コレクションの収蔵施設で、イギリス最大の自然史系博物館です。中に入ると中央のホールには大きなシロナガスクジラの骨格標本が展示されていて大迫力!「Hope」という名前が付けられています。広いミュージアムショップも楽しいの必見。小さい買い物をしました。
そして近くの、ヴィクトリア&アルバート博物館 Victoria and Albert Museumへ。世界中から集められた美術工芸品を数多く所蔵する施設で、初めて入りました。JAPANのコーナーに行ったら珍しい物がたくさんあって逆に興味津々で見学しました。日本の展示を見ている周りの見学者の反応も気になるんですよね。
その後はやっぱり公園へ。売店でサンドイッチやケーキを買ってランチをした後、ハイドパークなどを散策。水鳥がいっぱいいて穏やかな空間が素敵です。ずっとここにいたい。まだ日本に帰りたくない気分でいっぱい。
そろそろ時間切れで仕方なくヒースロー空港へ向かうのですが、昨年開通した地下鉄のエリザベス線に乗りたくて、どう乗り継いだら利用できるのか調べてあえて乗車。ピークの時間ではなかったからかもしれませんが、まだ新しい車両内はきれいで空いていてエアコンが効いていて(普通、地下鉄にはエアコンがないです)とても快適でした。主要駅にしか止まらないけれど、もっと利用すべきだと思いました。
お土産を買うため街中を歩き回らなくても、空港に行くと何でも売っているのをわかっていたので最後の買い物。美味しそうなチョコレートが山ほど売られていますが、暑い日本の夏に耐えられるわけはないので自制。
さて、フライトの時間が近くなってきたので、キャセイパシフィック航空の搭乗口へ。
出発時間20:10で、香港空港に15:25着。16:20香港発で21:35羽田空港着の予定です。
しかし時間になっても搭乗が始まりません。待ちきれず多くの人が座席順など関係なく適当に並んでいます。結局50分遅れで機内に入りましたが、「搭乗を止めた乗客がいるため彼らの荷物を下ろします」ということで更に30分以上。また「離陸の順番を待たなければなりません」とアナウンスがあり、更に待たされて・・・
結局2時間くらい遅れて離陸。この時点で香港で乗り換えの便に間に合わないのは明らかです。初めての経験ですが、どうするんですか?開き直って普通にできるだけ楽しく過ごそうとしたのですが、フライトアテンダントの方々の心無い事務的な態度と対応に腹が立って、ストレスが溜まる一方でした。
香港に着いたら降り口で乗り継ぎの方の案内をします。とアナウンスがあったのですが、タラップを降りた場所の窓ガラスに紙と封筒に入ったチケットが並べて貼られていて、すでに私たちの名前が入った別の航空券が用意されていました。説明を聞くとなんと深夜1:20発のフライト、しかも羽田空港ではなく成田空港行き。これからここ香港空港で7時間待ちです。あの~、今夜、羽田空港近くのホテルを予約してあるんですけど。借りたWifiは羽田空港に返却する指定なんですけど。とりあえず、メールで事情を連絡しておきました。
すでにここまで11時間飛行機に乗って疲れ果てた上に絶望感でいっぱいに。レストランで使える食事チケットをひとり2枚もらったけれど、遅い時間なのでほとんど店は開いておらず、しかもどんどん閉店していきます。というか150(75×2)香港ドルって一体いくらの価値なんですか?使える場所などないと思って諦めていたのですが、唯一遅くまで開いているスターバックスがあって癒やされました。
空港のベンチで寝られるわけもなく、帰国後ホテルにすぐチェックインの予定だったので、今ここにあったらいいなと思う物はスーツケースの中で手元になし。なんだかもう無事に日本に帰れればいいや、という気持ちです。
やっと搭乗時間になり、朝6:45に9時間遅れで成田空港へ到着しました。(本来は羽田空港)すぐに成田エクスプレスで東京駅へ行き、お弁当を買って新幹線に乗車。時間通りに出発&到着する安心の日本の列車を乗り継いで、やっと落ち着くことができました。
というわけで、最後は大変なことになってしまいましたが、それをなかったことにして病気にならず怪我をすることも無く、素晴らしいイギリス旅行となりました。長い旅行記にお付き合いくださった方、ありがとうござました。こぼれ話がたくさんありますが、もし気が向いたら書いてみます。あと、今回も現地でその場に合ったマジックをたくさん演じて動画を撮ったので、イギリスの風景とミックスして1本の動画にして公開します。ぜひご覧ください。
この日の夜、20:10の飛行機に乗り、香港経由で日本に帰国予定。事前にスーツケースなど荷物をホテルで預かってくれるかお願いをしたら、「持って観光できないですよね」という優しい言葉と共に、快く承諾してくれました。無料でしたが、ただできれば朝早めに持ってきてくださいということだったので、前の日の夜準備をして朝食を食べる前にフロントに預けました。この時は、後で色々後悔することになるとは思いませんでした。
今回の旅では4つの町で同じ「Travelodge」というホテルチェーンに泊まりました。エアコンがあったりなかったり(ロンドンは暑かったのに扇風機のみ)様々でしたが、ルームメイク以外は総じてよい印象でした。ここの朝食のバフェは品揃えが悪くなく人気のようですが、さすがに毎日同じだと飽きてきますね。日本のホテルみたいに場所によって「ご当地料理」があったりすると嬉しいです。(リクエストです)
あと、やたら「Is everything OK?」って愛想を振りまいているスタッフがいて、ネットの批評に「このスタッフはよかったと自分の名前を書いて」と頼まれました。面白いので書いてあげましたが、やりすぎるとばれますよ。
さてスーツケースを預けて身軽になったので、フライトの時間まで最後のロンドンを楽しもうということで行ったのが、ロンドン自然史博物館(Natural History Museum)。実は最初に宿泊したホテルの近所で、駅との往復に毎日この前を通っていました。以前にも訪れた事がありますが、楽しい施設なので再び行ってみました。
8000万点以上もの収蔵品からなる生命科学・地球科学コレクションの収蔵施設で、イギリス最大の自然史系博物館です。中に入ると中央のホールには大きなシロナガスクジラの骨格標本が展示されていて大迫力!「Hope」という名前が付けられています。広いミュージアムショップも楽しいの必見。小さい買い物をしました。
そして近くの、ヴィクトリア&アルバート博物館 Victoria and Albert Museumへ。世界中から集められた美術工芸品を数多く所蔵する施設で、初めて入りました。JAPANのコーナーに行ったら珍しい物がたくさんあって逆に興味津々で見学しました。日本の展示を見ている周りの見学者の反応も気になるんですよね。
その後はやっぱり公園へ。売店でサンドイッチやケーキを買ってランチをした後、ハイドパークなどを散策。水鳥がいっぱいいて穏やかな空間が素敵です。ずっとここにいたい。まだ日本に帰りたくない気分でいっぱい。
そろそろ時間切れで仕方なくヒースロー空港へ向かうのですが、昨年開通した地下鉄のエリザベス線に乗りたくて、どう乗り継いだら利用できるのか調べてあえて乗車。ピークの時間ではなかったからかもしれませんが、まだ新しい車両内はきれいで空いていてエアコンが効いていて(普通、地下鉄にはエアコンがないです)とても快適でした。主要駅にしか止まらないけれど、もっと利用すべきだと思いました。
お土産を買うため街中を歩き回らなくても、空港に行くと何でも売っているのをわかっていたので最後の買い物。美味しそうなチョコレートが山ほど売られていますが、暑い日本の夏に耐えられるわけはないので自制。
さて、フライトの時間が近くなってきたので、キャセイパシフィック航空の搭乗口へ。
出発時間20:10で、香港空港に15:25着。16:20香港発で21:35羽田空港着の予定です。
しかし時間になっても搭乗が始まりません。待ちきれず多くの人が座席順など関係なく適当に並んでいます。結局50分遅れで機内に入りましたが、「搭乗を止めた乗客がいるため彼らの荷物を下ろします」ということで更に30分以上。また「離陸の順番を待たなければなりません」とアナウンスがあり、更に待たされて・・・
結局2時間くらい遅れて離陸。この時点で香港で乗り換えの便に間に合わないのは明らかです。初めての経験ですが、どうするんですか?開き直って普通にできるだけ楽しく過ごそうとしたのですが、フライトアテンダントの方々の心無い事務的な態度と対応に腹が立って、ストレスが溜まる一方でした。
香港に着いたら降り口で乗り継ぎの方の案内をします。とアナウンスがあったのですが、タラップを降りた場所の窓ガラスに紙と封筒に入ったチケットが並べて貼られていて、すでに私たちの名前が入った別の航空券が用意されていました。説明を聞くとなんと深夜1:20発のフライト、しかも羽田空港ではなく成田空港行き。これからここ香港空港で7時間待ちです。あの~、今夜、羽田空港近くのホテルを予約してあるんですけど。借りたWifiは羽田空港に返却する指定なんですけど。とりあえず、メールで事情を連絡しておきました。
すでにここまで11時間飛行機に乗って疲れ果てた上に絶望感でいっぱいに。レストランで使える食事チケットをひとり2枚もらったけれど、遅い時間なのでほとんど店は開いておらず、しかもどんどん閉店していきます。というか150(75×2)香港ドルって一体いくらの価値なんですか?使える場所などないと思って諦めていたのですが、唯一遅くまで開いているスターバックスがあって癒やされました。
空港のベンチで寝られるわけもなく、帰国後ホテルにすぐチェックインの予定だったので、今ここにあったらいいなと思う物はスーツケースの中で手元になし。なんだかもう無事に日本に帰れればいいや、という気持ちです。
やっと搭乗時間になり、朝6:45に9時間遅れで成田空港へ到着しました。(本来は羽田空港)すぐに成田エクスプレスで東京駅へ行き、お弁当を買って新幹線に乗車。時間通りに出発&到着する安心の日本の列車を乗り継いで、やっと落ち着くことができました。
というわけで、最後は大変なことになってしまいましたが、それをなかったことにして病気にならず怪我をすることも無く、素晴らしいイギリス旅行となりました。長い旅行記にお付き合いくださった方、ありがとうござました。こぼれ話がたくさんありますが、もし気が向いたら書いてみます。あと、今回も現地でその場に合ったマジックをたくさん演じて動画を撮ったので、イギリスの風景とミックスして1本の動画にして公開します。ぜひご覧ください。
イギリス旅行2023 その10 Battersea Power Station
「イギリス旅行2023 その9」の続きです。
この日は、一見しただけでその存在感に圧倒されてしまう、こちらの建物を見に行ってきました。
これは「バタシー発電所」 Battersea Power Stationです。正確には1983年に廃業した元発電所なのですが、昨年2022年の10月に複合商業施設としてオープンした注目の場所なのです。
昔、近くまで来たことがあったのですが、この辺一体が立ち入り禁止の閉鎖エリアで、遠くからこの建物を見た覚えがあります。それが今回、新しく地下鉄の駅ができて周囲一帯が様変わり。建物前にはテニスコートやバスケットコート、ピクニックエリアがあり、天気がよいせいもあって多くの人が訪れていました。
何が凄いってバタシー発電所だけでなく、その周りには高級マンション、オフィスビル、スーパーやレストランなどの商業施設が大規模に立ち並んでいて、なんだかもう1つの新しい町ができあがっていました。きっと駅ができたのが大きなポイントなのでしょう。先日訪れたキングスクロス駅裏にできた施設「Coal Drops Yard」もそうですが、駅からその場所へ向かう歩道などエリア一体まるごとの徹底的な再開発には本当に驚かされます。
中はこんな感じの広々としたショッピングモール。カフェやレストランなどたくさんの店があります。個人的に改善されたなと思うのは、トイレの数が多いこと。イギリスって日本に比べて本当に少ないのです。私たちはファッションとかあまり興味がないのでウィンドウショッピング。平日の午前中だからか人が少ないのが気になりました。
バタシーパワーステーションの歴史を説明するコーナーがありました。そういえば以前ここを遊園地にするという噂を聞いたことがあります。時代の流れと共に色々と紆余曲折あったのがよくわかりました。
余談ですが、各フロアーの隅の方にストリートピアノが置いてあったので、勇気を出してひいてみました。約2年前にキーボードを購入して自宅でずっと練習していたのに、本物のピアノは鍵盤が重くて全く上手く弾けず大変がっかりしたのですが、通りすがりのお兄さんが笑顔で拍手してくれたので嬉しかったです。もっと練習します。
ここに来たかった理由のひとつは「LIFT 109」です。何かというと、この建物の煙突の1本が展望エレベーター(イギリス英語ではリフト)に改造されていて、乗ることができるのです。時間指定ですが受付に行ったら混んでいなかったので30分後くらいのチケットを購入。値段は変動があるようですが、この時は23.60ポンドで「高い!」と思ったのですが、そのためにここを訪れましたし多分もう来ないですからね。(旅行先でよく言うセリフ)
時間近くになるとディズニーランドのトゥモローランドにありそうな展示や説明のある待合エリアに人が集まってきました。アナウンスがあって巨大な金庫のようなドアがゆっくりと開くと、次の部屋では壁や床、天井に映し出されるインタラクティブ映像を鑑賞。付加価値を上げようと一生懸命です。続いてエレベーターで上へ。降りたら意外にも少し階段を上ります。(笑)そしてガラス張りのエレベーターに乗ると、ゆっくりと上昇して行きました。ドラマチックなBGMが流れていましたが、個人的にはサンダーバードの音楽がよかったな。
地上109mの煙突上部からリフトが突き出ると見えるのがこんな景色。乗客から思わず「Wow!」と驚きの声が上がります。なんだか映画「チャーリーとチョコレート工場」に出てくるガラスのエレベーターに乗った気分。ご覧のように天気がよく、美しい青空でとても視界がはっきりしていました。なんて素晴らしい眺めでしょう!
まさに360度の大パノラマ!1回の定員は多分20名くらいなので混んでおらず、自由に動いて外を見ることができます。ビックベンなどテムズ川沿いの建物もよく見えました。また、隣の煙突やまだ開発途中の周辺エリアを上から見るのも興味深かったです。滞在時間は10分くらいだったでしょうか。ともかく大満足でした。
ここからロンドン中心地に戻るのですが、すぐ前が川で船着場があったので地下鉄ではなく船に乗ってみることにしました。切符を買うことなく、地下鉄やバスに乗る時と同じオイスターカードをピッとやるだけなので簡単です。船は種類が色々あるようなのですが、この時来たのはかっこいいUber Boatでした。
船着場にある地図を見てどこで降りようか考え、3つ先のビックベンのあるWestminster pierまで行きました。川の方が場所が理解しやすいかもしれません。所要時間は20分くらいで、まったりのんびりの移動でした。
実は電車やバスより料金が少し高いのですが(乗った時はよくわかっていませんでした)、暑くて狭く混んでいる地下鉄よりは広くて風が気持ちよく、水上からの景色を楽しめるのでボートも一度は乗ると楽しいかと思います。オイスターカードを使用する場合、地下鉄とバスは「Daily cap」という一日に引かれる最高金額が設定されているのですが、船は適用外だそうです。ご注意ください。
まだ時間も早いですし、ここまで来たら私たちがまっすぐホテルへ帰る訳はなく、ピカデリーサーカスまで足をのばして買い物をしたり公園に寄って休んだりした後、いつもの大きなスーパー「Waitrose」に寄って日本に持って帰りたい物やお土産を色々と買いました。いよいよ明日は帰国日なのです。
この日はロンドン最後の夜だったので、少し奮発して(?)宿泊中のホテルTravelodgeのレストランでディナーを食べました。毎日、朝食を食べている所ですけどね。Steak & Ale Pie and Mash、オニオンリングとサラダを注文したのですが、どれもとても美味しかったです。とても雰囲気のよいレストランなのでのんびり食べて、眠くなったらすぐに部屋へ帰ることができることもあり、外食するより楽で大変よいアイデアでした。
ついに最終回?「イギリス旅行2023 その11」に続きます。
この日は、一見しただけでその存在感に圧倒されてしまう、こちらの建物を見に行ってきました。
これは「バタシー発電所」 Battersea Power Stationです。正確には1983年に廃業した元発電所なのですが、昨年2022年の10月に複合商業施設としてオープンした注目の場所なのです。
昔、近くまで来たことがあったのですが、この辺一体が立ち入り禁止の閉鎖エリアで、遠くからこの建物を見た覚えがあります。それが今回、新しく地下鉄の駅ができて周囲一帯が様変わり。建物前にはテニスコートやバスケットコート、ピクニックエリアがあり、天気がよいせいもあって多くの人が訪れていました。
何が凄いってバタシー発電所だけでなく、その周りには高級マンション、オフィスビル、スーパーやレストランなどの商業施設が大規模に立ち並んでいて、なんだかもう1つの新しい町ができあがっていました。きっと駅ができたのが大きなポイントなのでしょう。先日訪れたキングスクロス駅裏にできた施設「Coal Drops Yard」もそうですが、駅からその場所へ向かう歩道などエリア一体まるごとの徹底的な再開発には本当に驚かされます。
中はこんな感じの広々としたショッピングモール。カフェやレストランなどたくさんの店があります。個人的に改善されたなと思うのは、トイレの数が多いこと。イギリスって日本に比べて本当に少ないのです。私たちはファッションとかあまり興味がないのでウィンドウショッピング。平日の午前中だからか人が少ないのが気になりました。
バタシーパワーステーションの歴史を説明するコーナーがありました。そういえば以前ここを遊園地にするという噂を聞いたことがあります。時代の流れと共に色々と紆余曲折あったのがよくわかりました。
余談ですが、各フロアーの隅の方にストリートピアノが置いてあったので、勇気を出してひいてみました。約2年前にキーボードを購入して自宅でずっと練習していたのに、本物のピアノは鍵盤が重くて全く上手く弾けず大変がっかりしたのですが、通りすがりのお兄さんが笑顔で拍手してくれたので嬉しかったです。もっと練習します。
ここに来たかった理由のひとつは「LIFT 109」です。何かというと、この建物の煙突の1本が展望エレベーター(イギリス英語ではリフト)に改造されていて、乗ることができるのです。時間指定ですが受付に行ったら混んでいなかったので30分後くらいのチケットを購入。値段は変動があるようですが、この時は23.60ポンドで「高い!」と思ったのですが、そのためにここを訪れましたし多分もう来ないですからね。(旅行先でよく言うセリフ)
時間近くになるとディズニーランドのトゥモローランドにありそうな展示や説明のある待合エリアに人が集まってきました。アナウンスがあって巨大な金庫のようなドアがゆっくりと開くと、次の部屋では壁や床、天井に映し出されるインタラクティブ映像を鑑賞。付加価値を上げようと一生懸命です。続いてエレベーターで上へ。降りたら意外にも少し階段を上ります。(笑)そしてガラス張りのエレベーターに乗ると、ゆっくりと上昇して行きました。ドラマチックなBGMが流れていましたが、個人的にはサンダーバードの音楽がよかったな。
地上109mの煙突上部からリフトが突き出ると見えるのがこんな景色。乗客から思わず「Wow!」と驚きの声が上がります。なんだか映画「チャーリーとチョコレート工場」に出てくるガラスのエレベーターに乗った気分。ご覧のように天気がよく、美しい青空でとても視界がはっきりしていました。なんて素晴らしい眺めでしょう!
まさに360度の大パノラマ!1回の定員は多分20名くらいなので混んでおらず、自由に動いて外を見ることができます。ビックベンなどテムズ川沿いの建物もよく見えました。また、隣の煙突やまだ開発途中の周辺エリアを上から見るのも興味深かったです。滞在時間は10分くらいだったでしょうか。ともかく大満足でした。
ここからロンドン中心地に戻るのですが、すぐ前が川で船着場があったので地下鉄ではなく船に乗ってみることにしました。切符を買うことなく、地下鉄やバスに乗る時と同じオイスターカードをピッとやるだけなので簡単です。船は種類が色々あるようなのですが、この時来たのはかっこいいUber Boatでした。
船着場にある地図を見てどこで降りようか考え、3つ先のビックベンのあるWestminster pierまで行きました。川の方が場所が理解しやすいかもしれません。所要時間は20分くらいで、まったりのんびりの移動でした。
実は電車やバスより料金が少し高いのですが(乗った時はよくわかっていませんでした)、暑くて狭く混んでいる地下鉄よりは広くて風が気持ちよく、水上からの景色を楽しめるのでボートも一度は乗ると楽しいかと思います。オイスターカードを使用する場合、地下鉄とバスは「Daily cap」という一日に引かれる最高金額が設定されているのですが、船は適用外だそうです。ご注意ください。
まだ時間も早いですし、ここまで来たら私たちがまっすぐホテルへ帰る訳はなく、ピカデリーサーカスまで足をのばして買い物をしたり公園に寄って休んだりした後、いつもの大きなスーパー「Waitrose」に寄って日本に持って帰りたい物やお土産を色々と買いました。いよいよ明日は帰国日なのです。
この日はロンドン最後の夜だったので、少し奮発して(?)宿泊中のホテルTravelodgeのレストランでディナーを食べました。毎日、朝食を食べている所ですけどね。Steak & Ale Pie and Mash、オニオンリングとサラダを注文したのですが、どれもとても美味しかったです。とても雰囲気のよいレストランなのでのんびり食べて、眠くなったらすぐに部屋へ帰ることができることもあり、外食するより楽で大変よいアイデアでした。
ついに最終回?「イギリス旅行2023 その11」に続きます。
イギリス旅行2023 その9 Camden Town
「イギリス旅行2023 その8」の続きです。
いつまで続くのかとお思いでしょうが、あと数日で帰国なのでラストスパートです。
忘れてしまわないうちに急いで書いているのですが、もう部分的にあやしいです。
この日は地下鉄でCamdan Townにやってきました。駅を出るとすぐ前の通りの様子が尋常ではありません。派手で個性的なデコレーションの店がずらっと建ち並んでいて驚かされます。ここを右に進んでいくとマーケットのあるエリアがあります。実は20年くらい前にもここに来たことがあるのですが、何だか以前と違う雰囲気。
ここはたくさんのマーケットが集合している所で、それらをまとめてカムデンマーケットというようです。昔来た時はパンクやロックが好きな人の店が雑多に建ち並んでいた記憶があるのですが、今回行ったら何だかかなりきれいに整備されていて、テーマは特に決まっていない何でもありの大規模ショップエリアになっていました。
カムデンロックのロックは「Lock」で、運河があるので流れを止める「水門」の意味です。高低差のある場所を船が行き来するために、一度水門を閉めて水位を変えるあの施設です。この場所でその様子を見ることができるので、私たちを含め多くの方が見学していました。何やらここから観光用の船も出ているようです。
カムデンマーケットですが、迷路のように入り組んだエリアに小さなお店や屋台が所狭しとギュウギュウに詰め込まれているという印象で、下手な例えをすると原宿竹下通りを数十倍にした感じです。(伝わりません)
行けども行けども店が現れ、その種類も様々です。ハリーポッターの商品を売っている店や日本のアニメグッズなど、お土産から日用品、衣類からアートグッズなど何でもある感じ。バンダイナムコの店舗もあって、ゲームセンターや広いカプセルトイのコーナーまでありました。カプセルトイは説明こそ英語ですが日本の商品そのままで、お金ではなくTOKEN(代用のコイン)を購入して買うシステムなので、各マシーンには値段ではなくコインの枚数が書かれていました。TOKEN1枚が2ポンドのようで、例えば昆虫のフィギュアが「×3」と書かれていたので、6ポンド=約1100円。なんと、日本の倍くらいの価格なんですね。それでも人気でした。
様々な建物が連なっているので、もうどこを歩いているかわからないくらいゴチャゴチャしていて楽しいです。その店のオリジナルなのか個性的な装飾や商品も多く、ここに来ればどこにも売っていない何か面白い物が手に入りそうな、まるでダイアゴン横町を訪れたような印象です。
フードエリアではバラエティに富んだメニューにあふれていて、良い匂いがあちこちに立ちこめています。多国籍料理の屋台エリアでは「試食を食べてみて!」攻撃にあったので色々味見しました。どれもみな美味しかったのですが、特に気に入ったインド料理の店でランチを購入。ご飯の上に2種類の具を選んでのせてくれるスタイル。一応カレーと言っていましたが日本のそれとは全く違い、非常にマイルドでスパイスが深い味でした。
人混みを離れてここからウォーキング。何やらパディントン駅の裏にあるリトルベニスまで、運河沿いを歩くことができて楽しいと聞いたので行ってみることにしました。途中、ロンドン動物園の横を通って猿や鳥を見たり、ナローボートに居住している人達が停泊しているエリアを通ったりして、約1時間くらい歩きました。
リトルベニスは以前も来たことがあるのですが、あの大きなパディントン駅の裏側にこんな静かで穏やかな運河があるなんで意外で驚きました。水鳥が泳いでいてとてものどかです。ロンドンの素晴らしい所は賑やかな大通りや駅にいても、簡単に雑踏から離れ自然の中に身を置ける場所があることだと思っています。結構疲れたのでベンチに座って、誕生日に買ってもらったハリーポッターのチョコレートをおやつに一休み。
この後、キングスクロス駅界隈に戻る予定なのですが、今回の旅でまだバスに乗っていないので利用することにしました。地下鉄と違ってルートがわからないのですが、主要駅に行くバスは見つけやすいのでスマホで番号を調べてパディントン駅の前の通りでそのバス停を発見。2階の一番前の席が開いていてラッキー!眺めの良い高い場所から見下ろして、少し偉くなった気分でキングスクロス駅前まで乗車しました。
その後、再び駅の裏手にある施設「Coal Drops Yard」へ。ここには大きなスーパーマーケットがあるので、そこで夕飯を購入するためと、日本に買って帰りたい食材やお土産が揃っているかどうかをチェックしに行きました。海外の大きなスーパーって見たことがないものが一杯で楽しいですよね。ずっといられます。
上の写真はセントパンクラス駅とキングスクロス駅の間の道。今回何度も通ったのですが、時間によって表情を変えるセントパンクラス駅の荘厳な建物に見とれて、その都度何枚も写真を撮ってしまいました。
「イギリス旅行2023 その10」に続きます。
いつまで続くのかとお思いでしょうが、あと数日で帰国なのでラストスパートです。
忘れてしまわないうちに急いで書いているのですが、もう部分的にあやしいです。
この日は地下鉄でCamdan Townにやってきました。駅を出るとすぐ前の通りの様子が尋常ではありません。派手で個性的なデコレーションの店がずらっと建ち並んでいて驚かされます。ここを右に進んでいくとマーケットのあるエリアがあります。実は20年くらい前にもここに来たことがあるのですが、何だか以前と違う雰囲気。
ここはたくさんのマーケットが集合している所で、それらをまとめてカムデンマーケットというようです。昔来た時はパンクやロックが好きな人の店が雑多に建ち並んでいた記憶があるのですが、今回行ったら何だかかなりきれいに整備されていて、テーマは特に決まっていない何でもありの大規模ショップエリアになっていました。
カムデンロックのロックは「Lock」で、運河があるので流れを止める「水門」の意味です。高低差のある場所を船が行き来するために、一度水門を閉めて水位を変えるあの施設です。この場所でその様子を見ることができるので、私たちを含め多くの方が見学していました。何やらここから観光用の船も出ているようです。
カムデンマーケットですが、迷路のように入り組んだエリアに小さなお店や屋台が所狭しとギュウギュウに詰め込まれているという印象で、下手な例えをすると原宿竹下通りを数十倍にした感じです。(伝わりません)
行けども行けども店が現れ、その種類も様々です。ハリーポッターの商品を売っている店や日本のアニメグッズなど、お土産から日用品、衣類からアートグッズなど何でもある感じ。バンダイナムコの店舗もあって、ゲームセンターや広いカプセルトイのコーナーまでありました。カプセルトイは説明こそ英語ですが日本の商品そのままで、お金ではなくTOKEN(代用のコイン)を購入して買うシステムなので、各マシーンには値段ではなくコインの枚数が書かれていました。TOKEN1枚が2ポンドのようで、例えば昆虫のフィギュアが「×3」と書かれていたので、6ポンド=約1100円。なんと、日本の倍くらいの価格なんですね。それでも人気でした。
様々な建物が連なっているので、もうどこを歩いているかわからないくらいゴチャゴチャしていて楽しいです。その店のオリジナルなのか個性的な装飾や商品も多く、ここに来ればどこにも売っていない何か面白い物が手に入りそうな、まるでダイアゴン横町を訪れたような印象です。
フードエリアではバラエティに富んだメニューにあふれていて、良い匂いがあちこちに立ちこめています。多国籍料理の屋台エリアでは「試食を食べてみて!」攻撃にあったので色々味見しました。どれもみな美味しかったのですが、特に気に入ったインド料理の店でランチを購入。ご飯の上に2種類の具を選んでのせてくれるスタイル。一応カレーと言っていましたが日本のそれとは全く違い、非常にマイルドでスパイスが深い味でした。
人混みを離れてここからウォーキング。何やらパディントン駅の裏にあるリトルベニスまで、運河沿いを歩くことができて楽しいと聞いたので行ってみることにしました。途中、ロンドン動物園の横を通って猿や鳥を見たり、ナローボートに居住している人達が停泊しているエリアを通ったりして、約1時間くらい歩きました。
リトルベニスは以前も来たことがあるのですが、あの大きなパディントン駅の裏側にこんな静かで穏やかな運河があるなんで意外で驚きました。水鳥が泳いでいてとてものどかです。ロンドンの素晴らしい所は賑やかな大通りや駅にいても、簡単に雑踏から離れ自然の中に身を置ける場所があることだと思っています。結構疲れたのでベンチに座って、誕生日に買ってもらったハリーポッターのチョコレートをおやつに一休み。
この後、キングスクロス駅界隈に戻る予定なのですが、今回の旅でまだバスに乗っていないので利用することにしました。地下鉄と違ってルートがわからないのですが、主要駅に行くバスは見つけやすいのでスマホで番号を調べてパディントン駅の前の通りでそのバス停を発見。2階の一番前の席が開いていてラッキー!眺めの良い高い場所から見下ろして、少し偉くなった気分でキングスクロス駅前まで乗車しました。
その後、再び駅の裏手にある施設「Coal Drops Yard」へ。ここには大きなスーパーマーケットがあるので、そこで夕飯を購入するためと、日本に買って帰りたい食材やお土産が揃っているかどうかをチェックしに行きました。海外の大きなスーパーって見たことがないものが一杯で楽しいですよね。ずっといられます。
上の写真はセントパンクラス駅とキングスクロス駅の間の道。今回何度も通ったのですが、時間によって表情を変えるセントパンクラス駅の荘厳な建物に見とれて、その都度何枚も写真を撮ってしまいました。
「イギリス旅行2023 その10」に続きます。
イギリス旅行2023 その8 再びロンドンへ
「イギリス旅行2023 その7」の続きです。
友人のお兄さん家族と会うために行ったAshford から移動の日でした。駅近くのホテルTravelodgeに宿泊していましたが、早く起きてしまったので近所を朝散歩。大きな駅の入り口が2カ所あってわかりにくかったので、下見に行ってよかったです。朝食後、チェックアウトして電車に乗ってロンドンへ。
St Pancras International駅に1時間くらいで到着。思ったより早かったです。もう自分がイギリスのどのあたりにいるかよくわかっていませんでした。セントパンクラス駅はレンガ色がかっこいいネオゴシックで、何度見てもその迫力に圧倒されます。ハリーポッターではこの前をハリーとロンが乗った車が飛んでましたよね。
隣にあるキングスクロス駅に移動して一休み。「9と3/4番線」という名のショップには世界中から観光客がやってきます。店の横にはカートが半分壁に入り込んだフォトスポットがあり、いつも大行列。この日は駅の外まで並んでいました。もう今更ハリーポッターグッズなど買わないだろうと思って店に入ったのですが、映画「ファンタスティックビースト」に出てくるこいつのぬいぐるみに一目惚れして購入してしまいました。また、友人がバースデーカードをここで買ってくれました。はい、この日は私の誕生日だったのです。
最後の宿泊先はキングスクロス駅から約徒歩10分の「Travelodge London Kings Cross Royal Scot」ここは以前に何度か利用したことがあるホテルです。今回の旅でTravelodgeは4軒目。何度も感じたのですが、スタッフの対応がとてもよくなっていると思います。愛想よく丁寧で旅行者の立場になってくれます。個人経営の無愛想で清潔ではないホテルに泊まって失敗した経験があるので、こういうホテルチェーンの方が安心です。
私の誕生日に何をしたいか尋ねられたので、大好きなテムズ川ウォークをしたいと答えました。
というわけで、再びビックベンに会いに行ったのですが、イギリスに到着して3日目に来た時の曇り空とは全く違う見事な青空で、改めて写真をたくさん撮りました。4年半の改修工事が終わりゴールドがキラキラ光ってまぶしくて、思わず「あなた、とっても綺麗でかっこよくなりましたね~!」と、声をかけました。友だち感覚です。
ウェストミンスターブリッジを渡って川の向こう岸へ。5年前も見かけましたが、この橋の上で「カップが3つあり、どこにボールが入っているか当てるギャンブル」を行っている人達がいます。遠くから見ていると色々と面白いのですが、これって日本ではできないことですね。対岸から見るウェストミンスター宮殿の眺めも素敵です。ここから大きな観覧車ロンドンアイのある方向へ、テムズ川を左手に川沿いをずっと歩いて行きます。
高層ビルの建物群も青空に映えてきれいに見えました。形が個性的でユニークなのですが、1番右のカーブした建物が、この旅行の2日目に訪れた展望フロアSky Gardenのあるビルです。地上から見ると、あそこからここの景色を眺めてたんだと逆に見て面白かったです。あの日もこれくらい天気がよければよかったのに。
こちらはミレニアムブリッジです。この辺りの景色はすべて映画「ハリーポッター」に登場するので、自然とそのままロケ地巡りができています。日本にもエンターテイメント施設「Making of Harry Potter」がオープンしましたが、本当に好きな方はぜひロンドンへ。橋の向こうに見えるのはセントポール寺院です。
たくさんのショップやレストラン、パブや屋台、シェイクスピアズ・グローブやシャードなどの観光名所、人気のバラマーケットなど、本当に見所が多くて周りを見ながら楽しく歩くことできます。テムズ川にはこれまで以上にたくさんのボートや船が行き来しており、水上交通がかなり発展しているのに気が付きました。
そして私が大好きなタワーブリッジにやってきました。いつ見ても惚れ惚れするくらい美しいですね。
実はビックベンからここまで結構な距離があって、店などに立ち寄りながら2時間くらい歩いたのですが、疲れも忘れ充実感と満足感いっぱいのウォーキングルートです。天気が良すぎて暑かったのでアイスを買ったのですが、普通のバニラのシングルが5ポンド(約925円)でした。見事なまでのロンドンプライス。
その後、キングスクロス駅に戻りました。バースデーディナーは何がよいかと聞かれ、考えた結果。よく店舗を見かける日本食(?)の店「Wasabi」で、チキンカツカレーとサラダと野菜餃子を買ってもらいました。イギリスでは「フレッシュサラダ」と書いてあっても、中にチキンとかサーモンが入っていたりして意味がわかりません。この店は店舗数が多く、本当によく見かけるので(値段を気にしなければ)気軽に買えます。
駅の中の店なので店舗前に席はあったけれど賑やかすぎるため、数年前に新しくできたという駅の裏手にあるCoal Drops Yardへ行きました。コール・ドロップス・ヤードは名前の通り、昔は運河で運ばれてきた石炭を下ろすための施設だった所で、ショップやレストラン、スーパーが入った広大な施設としてオープンしたそうです。
草花がきれいな花壇の横のベンチで食べることにしました。基本的に一人前を買ってシェアするスタイル。野菜餃子はイマイチでしたが、サラダとカツカレーはとても美味しかったです。馴染みのある中辛の日本のカレーという感じの味で安心しました。日本との時差は-8時間なので、この時すでにSNSにたくさんのバースデーメッセージをいただいていており、幸せな誕生日となりました。ありがとうございます!
「イギリス旅行2023 その9」へ続きます。
友人のお兄さん家族と会うために行ったAshford から移動の日でした。駅近くのホテルTravelodgeに宿泊していましたが、早く起きてしまったので近所を朝散歩。大きな駅の入り口が2カ所あってわかりにくかったので、下見に行ってよかったです。朝食後、チェックアウトして電車に乗ってロンドンへ。
St Pancras International駅に1時間くらいで到着。思ったより早かったです。もう自分がイギリスのどのあたりにいるかよくわかっていませんでした。セントパンクラス駅はレンガ色がかっこいいネオゴシックで、何度見てもその迫力に圧倒されます。ハリーポッターではこの前をハリーとロンが乗った車が飛んでましたよね。
隣にあるキングスクロス駅に移動して一休み。「9と3/4番線」という名のショップには世界中から観光客がやってきます。店の横にはカートが半分壁に入り込んだフォトスポットがあり、いつも大行列。この日は駅の外まで並んでいました。もう今更ハリーポッターグッズなど買わないだろうと思って店に入ったのですが、映画「ファンタスティックビースト」に出てくるこいつのぬいぐるみに一目惚れして購入してしまいました。また、友人がバースデーカードをここで買ってくれました。はい、この日は私の誕生日だったのです。
最後の宿泊先はキングスクロス駅から約徒歩10分の「Travelodge London Kings Cross Royal Scot」ここは以前に何度か利用したことがあるホテルです。今回の旅でTravelodgeは4軒目。何度も感じたのですが、スタッフの対応がとてもよくなっていると思います。愛想よく丁寧で旅行者の立場になってくれます。個人経営の無愛想で清潔ではないホテルに泊まって失敗した経験があるので、こういうホテルチェーンの方が安心です。
私の誕生日に何をしたいか尋ねられたので、大好きなテムズ川ウォークをしたいと答えました。
というわけで、再びビックベンに会いに行ったのですが、イギリスに到着して3日目に来た時の曇り空とは全く違う見事な青空で、改めて写真をたくさん撮りました。4年半の改修工事が終わりゴールドがキラキラ光ってまぶしくて、思わず「あなた、とっても綺麗でかっこよくなりましたね~!」と、声をかけました。友だち感覚です。
ウェストミンスターブリッジを渡って川の向こう岸へ。5年前も見かけましたが、この橋の上で「カップが3つあり、どこにボールが入っているか当てるギャンブル」を行っている人達がいます。遠くから見ていると色々と面白いのですが、これって日本ではできないことですね。対岸から見るウェストミンスター宮殿の眺めも素敵です。ここから大きな観覧車ロンドンアイのある方向へ、テムズ川を左手に川沿いをずっと歩いて行きます。
高層ビルの建物群も青空に映えてきれいに見えました。形が個性的でユニークなのですが、1番右のカーブした建物が、この旅行の2日目に訪れた展望フロアSky Gardenのあるビルです。地上から見ると、あそこからここの景色を眺めてたんだと逆に見て面白かったです。あの日もこれくらい天気がよければよかったのに。
こちらはミレニアムブリッジです。この辺りの景色はすべて映画「ハリーポッター」に登場するので、自然とそのままロケ地巡りができています。日本にもエンターテイメント施設「Making of Harry Potter」がオープンしましたが、本当に好きな方はぜひロンドンへ。橋の向こうに見えるのはセントポール寺院です。
たくさんのショップやレストラン、パブや屋台、シェイクスピアズ・グローブやシャードなどの観光名所、人気のバラマーケットなど、本当に見所が多くて周りを見ながら楽しく歩くことできます。テムズ川にはこれまで以上にたくさんのボートや船が行き来しており、水上交通がかなり発展しているのに気が付きました。
そして私が大好きなタワーブリッジにやってきました。いつ見ても惚れ惚れするくらい美しいですね。
実はビックベンからここまで結構な距離があって、店などに立ち寄りながら2時間くらい歩いたのですが、疲れも忘れ充実感と満足感いっぱいのウォーキングルートです。天気が良すぎて暑かったのでアイスを買ったのですが、普通のバニラのシングルが5ポンド(約925円)でした。見事なまでのロンドンプライス。
その後、キングスクロス駅に戻りました。バースデーディナーは何がよいかと聞かれ、考えた結果。よく店舗を見かける日本食(?)の店「Wasabi」で、チキンカツカレーとサラダと野菜餃子を買ってもらいました。イギリスでは「フレッシュサラダ」と書いてあっても、中にチキンとかサーモンが入っていたりして意味がわかりません。この店は店舗数が多く、本当によく見かけるので(値段を気にしなければ)気軽に買えます。
駅の中の店なので店舗前に席はあったけれど賑やかすぎるため、数年前に新しくできたという駅の裏手にあるCoal Drops Yardへ行きました。コール・ドロップス・ヤードは名前の通り、昔は運河で運ばれてきた石炭を下ろすための施設だった所で、ショップやレストラン、スーパーが入った広大な施設としてオープンしたそうです。
草花がきれいな花壇の横のベンチで食べることにしました。基本的に一人前を買ってシェアするスタイル。野菜餃子はイマイチでしたが、サラダとカツカレーはとても美味しかったです。馴染みのある中辛の日本のカレーという感じの味で安心しました。日本との時差は-8時間なので、この時すでにSNSにたくさんのバースデーメッセージをいただいていており、幸せな誕生日となりました。ありがとうございます!
「イギリス旅行2023 その9」へ続きます。
イギリス旅行2023 その7 Lincoln to Ashford
「イギリス旅行2023 その6」の続きです。
この日はLiverpoolから移動の日。ここで宿泊したホテルは「Travelodge」というイギリス全土にあるチェーン。これまでにも他の町で何度か利用したことがあるのですが、ここでは部屋の向かいがオフィスビルなのにレースのカーテンがないのでずっとカーテンを開けられないなど、色々と改善してほしい点がありました。でもスタッフの対応がよくなっていて驚きました。ここ数年の事があって、おもてなしの気持ちを学んだのでしょうか?
この日はLincolnという町まで電車で移動なのですが途中の乗り換え時間が30分しかないので、時間にルーズなイギリスで果たして可能なのかとても心配でした。ちなみに切符は事前にネットで買うと安いので購入済みです。
スーツケースを押して駅に着くと乗車する予定の電車がキャンセルになっていました。期待を裏切らないどころか上を行くイギリス。どうしようかと窓口に行くと、別の電車とルートを印刷して渡してくれました。親切ですがこれだと乗り換え時間が15分しかないじゃないですか!不安通りに乗換駅には10分遅れで列車が到着。大慌てでホームを探して階段をかけ上がり、何とか間に合いました。なんだか罰ゲームをさせられているみたいです。
写真のトランプは駅で時間ができたので買っただけで、特に意味はありません。イギリスの定番だそうです。
そして、Lincolnの町に到着。駅からホテルに行く途中でメインストリートが見えたのですが、花がたくさん飾られた素敵な通りで一見しただけでワクワクしました♪ 実はこの町で友人のお兄さんと合流予定。ホテルの横には広い駐車場があるのですが、何やらたくさん屋台が立ち始めていてイベントが行われるみたいです。何だろう?
ホテルにチェックインして一休みしたら観光に出発。大通りはかわいいショップやカフェも多く、ほどよく田舎で和やかでとてもよい雰囲気です。この町の名物である驚くほど急な坂を上った先に「リンカン大聖堂」がありました。ここまでの道って日本で言うとお寺に続く参道ということなのだろうか。と改めて思いました。
細い道の先に現れたのがとても立派な大聖堂でびっくり。映画「ダ・ヴィンチ・コード」の撮影に使われたそうで、本当はロンドンのウェストミンスター寺院が舞台となっていますが、撮影許可が下りなかったためこちらを使用したようです。実際、あまり細かく聖堂の区別がつかない私が見ても、似ていると思う場所がありました。
中に入ると巨大な美しいステンドグラスがいっぱい!ちょうど光がさして床がカラフルに彩られている所があったので、思わずその上に立って光を浴びてみました。ご利益があるかも。どこかに天使の怒りに触れて石にされたインプ(小悪魔)がいるということなので探してみたのですが、見つかりませんでした。後で場所を知りましたが、想像したよりはるかに小さいのでこの広い聖堂内で発見するのは無理です。
出口付近にカフェがあったので一休みしました。緑いっぱいのガーデンが見える落ち着いた場所で、日当たりがよく大変心地よかったです。この日の気温も20度前半くらいだったので、日向ぼっこが心地よいです。
スコーンと紅茶をオーダー。出てきたスコーンが大きくて重くて驚きました。クロテッドクリームとジャムは可愛らしい小瓶がひとつ付いてきました。しっとりとした温かい生地でとってもおいしく、本場で至福のティータイム。
メインストリートのお店はなんと夕方4時くらいから閉まり始め、5時にはほぼすべてが閉店。田舎町とはいえスターバックスも閉店していたので驚きました。のどかにゆったり暮らしていて羨ましいですね。
この日の夕方、車で到着した友人のお兄さんと合流しました。(同じホテルに宿泊)その後、Brayford Poolという湖のほとりのレストランやパブのあるエリアに行き、イギリス全土にあるパブのチェーン店 Wetherspoonsの「THE SQUARE SAIL」という店で一緒にディナーを食べました。店内には若い人たちがいっぱいで、スタッフが「年齢を証明するものを見せてください」と、テーブルを回っている様子が興味深かったです。
翌日は、お兄さんの車で親戚のお宅へ。Lincolnでの観光を選んだのは、最寄りの町だからでもあるのです。
これまでにも何回かお会いしたことがあるのですが、数年前から旦那さんが体調をくずしていました。思ったより元気そうで少し安心。ベットの上でしたがたくさん話してくれました。夕飯もごちそうになって長居しました。
私の誕生日が近かったので、サプライズでバースデーケーキをいただきました。「Happy Birthday to you!」って歌いながらケーキを持って来られる瞬間って本当に恥ずかしいですね。帰りに買ってきたスーパーの箱に戻して「はいどうぞ」と渡されたので(こういう気兼ねない所が大好き)ホテルに帰ってから皆で美味しく食べました。「Super Chocolatery Birthday Cake」という名前で、本当に濃厚でした。ありがとうございます。
メモ:帰り道で車のタイヤがパンク。1時間くらいかけて交換しました。
さて、Lincoln3日目最終日です。ホテルで朝食を食べた後、チェックアウトして荷物を車に積み、そこから歩いてみんなでリンカン城(Lincoln Castle)へ向かいました。
何やらイベントが行われるらしいと書きましたが「PRIDE DAY」だったようで、ホテルのロビーから街中に至るまでレインボーカラーでいっぱい!やっぱりフェスティバルの雰囲気は楽しいですね。
この日は週末だからなのか、通りにマーケットも出ていて更に活気あふれる雰囲気。観光地といえども日常の風景が見たいという気持ちがあるので、野菜や果物を買い求めている様子を見るのも楽しいです。というか、円安だから何もかも高いように思えていましたが、食材はそれでもとても安くて本当にうらやましいです。
以前も書きましたが、イギリスのお城ってアミューズメントパークの要素がある所も多いです。ここの庭には2頭の巨大なドラゴンが寝息をたてていました。1頭は時々白い煙を勢いよく吐いて、観客を驚かせていました。
「ハリーポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」などの映画などでドラゴンが出てきますが、イギリス各地のお城を巡っていると、本当に実在すると信じて疑わなくなります。というか、絶対います。
また庭では子供たちが剣の使い方を習っていました。これも時々見かける光景で、きっとこの子たちは悪いドラゴンを退治できる立派な戦士になるに違いありません。箒の乗り方を習うホグワーツの生徒たちを思い出します。
リンカン城の見学ルートの最初はなんと牢獄で、映画で見たような3つの階に渡る部屋が並んだエリアを見ることができます。そして、一番の見どころとして世界史で習った「マグナ・カルタ」Magna Cartaの原本が保存されています。これが展示されている部屋だけ薄暗く空調管理がされていて写真撮影禁止。解説してくださるスタッフがいました。800年以上も前に書かれた歴史的な書物を間近に見て、ちょっと緊張してしまいました。
ここのお城は城壁の上も歩くことができます。結構高いので町を見下ろせたり、大変眺めがいいのでお勧めします。(高い所が苦手の方は注意)この日も天気がよく、素晴らしい景色が見れてとてもラッキーでした。
その後、車でお兄さんの住むAshfordという町へ。お宅にお邪魔してご家族に再会。夕飯をごちそうになり駅近くのホテル「Travelodge Ashford Town Centre」 に宿泊しました。はい、またTravelodgeです。
翌日は電車でロンドンに戻ります。
「イギリス旅行2023 その8」に続きます
この日はLiverpoolから移動の日。ここで宿泊したホテルは「Travelodge」というイギリス全土にあるチェーン。これまでにも他の町で何度か利用したことがあるのですが、ここでは部屋の向かいがオフィスビルなのにレースのカーテンがないのでずっとカーテンを開けられないなど、色々と改善してほしい点がありました。でもスタッフの対応がよくなっていて驚きました。ここ数年の事があって、おもてなしの気持ちを学んだのでしょうか?
この日はLincolnという町まで電車で移動なのですが途中の乗り換え時間が30分しかないので、時間にルーズなイギリスで果たして可能なのかとても心配でした。ちなみに切符は事前にネットで買うと安いので購入済みです。
スーツケースを押して駅に着くと乗車する予定の電車がキャンセルになっていました。期待を裏切らないどころか上を行くイギリス。どうしようかと窓口に行くと、別の電車とルートを印刷して渡してくれました。親切ですがこれだと乗り換え時間が15分しかないじゃないですか!不安通りに乗換駅には10分遅れで列車が到着。大慌てでホームを探して階段をかけ上がり、何とか間に合いました。なんだか罰ゲームをさせられているみたいです。
写真のトランプは駅で時間ができたので買っただけで、特に意味はありません。イギリスの定番だそうです。
そして、Lincolnの町に到着。駅からホテルに行く途中でメインストリートが見えたのですが、花がたくさん飾られた素敵な通りで一見しただけでワクワクしました♪ 実はこの町で友人のお兄さんと合流予定。ホテルの横には広い駐車場があるのですが、何やらたくさん屋台が立ち始めていてイベントが行われるみたいです。何だろう?
ホテルにチェックインして一休みしたら観光に出発。大通りはかわいいショップやカフェも多く、ほどよく田舎で和やかでとてもよい雰囲気です。この町の名物である驚くほど急な坂を上った先に「リンカン大聖堂」がありました。ここまでの道って日本で言うとお寺に続く参道ということなのだろうか。と改めて思いました。
細い道の先に現れたのがとても立派な大聖堂でびっくり。映画「ダ・ヴィンチ・コード」の撮影に使われたそうで、本当はロンドンのウェストミンスター寺院が舞台となっていますが、撮影許可が下りなかったためこちらを使用したようです。実際、あまり細かく聖堂の区別がつかない私が見ても、似ていると思う場所がありました。
中に入ると巨大な美しいステンドグラスがいっぱい!ちょうど光がさして床がカラフルに彩られている所があったので、思わずその上に立って光を浴びてみました。ご利益があるかも。どこかに天使の怒りに触れて石にされたインプ(小悪魔)がいるということなので探してみたのですが、見つかりませんでした。後で場所を知りましたが、想像したよりはるかに小さいのでこの広い聖堂内で発見するのは無理です。
出口付近にカフェがあったので一休みしました。緑いっぱいのガーデンが見える落ち着いた場所で、日当たりがよく大変心地よかったです。この日の気温も20度前半くらいだったので、日向ぼっこが心地よいです。
スコーンと紅茶をオーダー。出てきたスコーンが大きくて重くて驚きました。クロテッドクリームとジャムは可愛らしい小瓶がひとつ付いてきました。しっとりとした温かい生地でとってもおいしく、本場で至福のティータイム。
メインストリートのお店はなんと夕方4時くらいから閉まり始め、5時にはほぼすべてが閉店。田舎町とはいえスターバックスも閉店していたので驚きました。のどかにゆったり暮らしていて羨ましいですね。
この日の夕方、車で到着した友人のお兄さんと合流しました。(同じホテルに宿泊)その後、Brayford Poolという湖のほとりのレストランやパブのあるエリアに行き、イギリス全土にあるパブのチェーン店 Wetherspoonsの「THE SQUARE SAIL」という店で一緒にディナーを食べました。店内には若い人たちがいっぱいで、スタッフが「年齢を証明するものを見せてください」と、テーブルを回っている様子が興味深かったです。
翌日は、お兄さんの車で親戚のお宅へ。Lincolnでの観光を選んだのは、最寄りの町だからでもあるのです。
これまでにも何回かお会いしたことがあるのですが、数年前から旦那さんが体調をくずしていました。思ったより元気そうで少し安心。ベットの上でしたがたくさん話してくれました。夕飯もごちそうになって長居しました。
私の誕生日が近かったので、サプライズでバースデーケーキをいただきました。「Happy Birthday to you!」って歌いながらケーキを持って来られる瞬間って本当に恥ずかしいですね。帰りに買ってきたスーパーの箱に戻して「はいどうぞ」と渡されたので(こういう気兼ねない所が大好き)ホテルに帰ってから皆で美味しく食べました。「Super Chocolatery Birthday Cake」という名前で、本当に濃厚でした。ありがとうございます。
メモ:帰り道で車のタイヤがパンク。1時間くらいかけて交換しました。
さて、Lincoln3日目最終日です。ホテルで朝食を食べた後、チェックアウトして荷物を車に積み、そこから歩いてみんなでリンカン城(Lincoln Castle)へ向かいました。
何やらイベントが行われるらしいと書きましたが「PRIDE DAY」だったようで、ホテルのロビーから街中に至るまでレインボーカラーでいっぱい!やっぱりフェスティバルの雰囲気は楽しいですね。
この日は週末だからなのか、通りにマーケットも出ていて更に活気あふれる雰囲気。観光地といえども日常の風景が見たいという気持ちがあるので、野菜や果物を買い求めている様子を見るのも楽しいです。というか、円安だから何もかも高いように思えていましたが、食材はそれでもとても安くて本当にうらやましいです。
以前も書きましたが、イギリスのお城ってアミューズメントパークの要素がある所も多いです。ここの庭には2頭の巨大なドラゴンが寝息をたてていました。1頭は時々白い煙を勢いよく吐いて、観客を驚かせていました。
「ハリーポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」などの映画などでドラゴンが出てきますが、イギリス各地のお城を巡っていると、本当に実在すると信じて疑わなくなります。というか、絶対います。
また庭では子供たちが剣の使い方を習っていました。これも時々見かける光景で、きっとこの子たちは悪いドラゴンを退治できる立派な戦士になるに違いありません。箒の乗り方を習うホグワーツの生徒たちを思い出します。
リンカン城の見学ルートの最初はなんと牢獄で、映画で見たような3つの階に渡る部屋が並んだエリアを見ることができます。そして、一番の見どころとして世界史で習った「マグナ・カルタ」Magna Cartaの原本が保存されています。これが展示されている部屋だけ薄暗く空調管理がされていて写真撮影禁止。解説してくださるスタッフがいました。800年以上も前に書かれた歴史的な書物を間近に見て、ちょっと緊張してしまいました。
ここのお城は城壁の上も歩くことができます。結構高いので町を見下ろせたり、大変眺めがいいのでお勧めします。(高い所が苦手の方は注意)この日も天気がよく、素晴らしい景色が見れてとてもラッキーでした。
その後、車でお兄さんの住むAshfordという町へ。お宅にお邪魔してご家族に再会。夕飯をごちそうになり駅近くのホテル「Travelodge Ashford Town Centre」 に宿泊しました。はい、またTravelodgeです。
翌日は電車でロンドンに戻ります。
「イギリス旅行2023 その8」に続きます
イギリス旅行2023 その6 Chester
「イギリス旅行2023 その5」の続きです。
この日はLiverpoolから列車に乗って約40分、Chesterという町に日帰りで訪れました。
Liverpoolに宿泊したのは、そこを拠点として周りにある目当ての町へ行きやすいからなのです。
駅を出て少し歩くと、すぐにこのような白い漆喰の壁に黒い木枠のチューダー様式の家並みが現れました。
イギリス旅行中ですが急にドイツに来たような、なんだか得をした気持ちになりました。この日も気持ちの良い青空で気温は20度前半でしょうか。ロンドンから北の方へ来たので更に涼しくなった気がします。
まずは町のシンボル的存在、Chester Cathedral チェスター大聖堂へ。外観はちょっとダークな渋い感じで、悪い魔法使いが住んでいそうな雰囲気です。(褒めています)10世紀にこの場所に教会ができて、1250年に現在の形の建物になったそうで、建てられてから750年以上の歴史があります。イギリスで歴史のある建造物を見て歩いていると麻痺してしまってよくわからないですが、1250年って日本では鎌倉時代ですね。
中に入ったら広間に人がたくさん集まっていて、その中央には大きな鉄道模型のジオラマがあって小さな列車がたくさん走っていました。また、プラモデルや鉄道に関するグッズが沢山販売されていて、聖堂の中でどういうこと?と思ったら、「19世紀の世界的に偉大な鉄道建設者 Thomas Brassey」という看板が見えました。1805年Chesterの近くに生まれた彼は、1870年に亡くなるまでイギリスの鉄道の1/3を建設したそうです。どうやらその関係のイベントが行われていて、鉄道ファンが集まっていたようです。
この町は城壁に囲まれているのですが、1897年にヴィクトリア女王の即位60年記念で建設された「イーストゲート時計台」が城壁の門の上に見え、シンボルとして存在感を放っています。ロンドンのビックベンもそうですが、公共の場にある大きな時計って大変魅力的で、皆を見守っている感じで大好きです。
城壁は大変よい状態で残っており、上を気軽に歩くことができます。時計台のある城壁のすぐ横の階段から上がると、小さなアイスクリーム屋さんがありました。何だか意外でしたが城壁の上にあるのは可愛らしいですね。
城壁の長さは3.2キロで一周1時間くらいで散策できるそうなので、当たり前のように歩き始める私たち。
途中で猫に出会いました。Hello!と声をかけると鳴きながら近寄ってきたのでしばらく交流。首輪をしていなかったのですが、飼い猫なんでしょうね。ここはチェシャー州なので、「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫の知り合いかもしれません。御礼を言って別れ、しばらくして振り返ると次の観光客と遊んでいました。
上から眺める町の様子も興味深く、行く先々で川(運河?)や競馬場などが現れ景色が変わっていくので飽きません。上の写真は「チェスターローマ円形劇場」。ローマ人によって建てられたもので1929年に発見されたそうです。そんなに大きく見えないですが、収容人数は8000人と言われており英国内では最大規模だそうです。
賑やかな通りにはチューダー様式の建物が多く特別な雰囲気です。お店がたくさんあるのですが、2階部分が細い歩道で繋がってアーケード商店街のようになっています。「ザ・ロウズ」The Rowsと呼び、雨にぬれずに歩けるようにとの配慮から生まれたようです。間口の広くない小さな店が並んでいてとても可愛らしいです。
古い町並のある場所を訪れてはそんな写真を掲載していますが、どこの町でもモダンな店が並ぶショッピングモールもあります。一見目立たないようになっていますが、人気のファッションブランドの店やバーガーキングがあったりします。この町では、「無料で卓球を楽しんでください」という施設があったので、つい10分くらい遊んでしまいました。はりきりすぎて疲れてしまったのですが....ここまで来て何をしているのか。
軽くランチを食べようということになり通りにある「Katies Tea Rooms」という店へ入りました。一見カフェのようでしたが、入り口にメニューが貼ってありパブフードのような食事もできることが確認できたので入りやすかったです。私はツナたっぷりのジャケットポテトを注文。8.25ポンドでした。(怖いのでもう円に換算しません)新鮮な野菜も美味しかったです。メニューに迷った時、よくわからない時はツナを頼むと大抵失敗しません。
中世の雰囲気漂う素敵な町で、徒歩で回れるので散策にもぴったり。とても魅力的な所でした。
「イギリス旅行2023 その7」に続きます。
この日はLiverpoolから列車に乗って約40分、Chesterという町に日帰りで訪れました。
Liverpoolに宿泊したのは、そこを拠点として周りにある目当ての町へ行きやすいからなのです。
駅を出て少し歩くと、すぐにこのような白い漆喰の壁に黒い木枠のチューダー様式の家並みが現れました。
イギリス旅行中ですが急にドイツに来たような、なんだか得をした気持ちになりました。この日も気持ちの良い青空で気温は20度前半でしょうか。ロンドンから北の方へ来たので更に涼しくなった気がします。
まずは町のシンボル的存在、Chester Cathedral チェスター大聖堂へ。外観はちょっとダークな渋い感じで、悪い魔法使いが住んでいそうな雰囲気です。(褒めています)10世紀にこの場所に教会ができて、1250年に現在の形の建物になったそうで、建てられてから750年以上の歴史があります。イギリスで歴史のある建造物を見て歩いていると麻痺してしまってよくわからないですが、1250年って日本では鎌倉時代ですね。
中に入ったら広間に人がたくさん集まっていて、その中央には大きな鉄道模型のジオラマがあって小さな列車がたくさん走っていました。また、プラモデルや鉄道に関するグッズが沢山販売されていて、聖堂の中でどういうこと?と思ったら、「19世紀の世界的に偉大な鉄道建設者 Thomas Brassey」という看板が見えました。1805年Chesterの近くに生まれた彼は、1870年に亡くなるまでイギリスの鉄道の1/3を建設したそうです。どうやらその関係のイベントが行われていて、鉄道ファンが集まっていたようです。
この町は城壁に囲まれているのですが、1897年にヴィクトリア女王の即位60年記念で建設された「イーストゲート時計台」が城壁の門の上に見え、シンボルとして存在感を放っています。ロンドンのビックベンもそうですが、公共の場にある大きな時計って大変魅力的で、皆を見守っている感じで大好きです。
城壁は大変よい状態で残っており、上を気軽に歩くことができます。時計台のある城壁のすぐ横の階段から上がると、小さなアイスクリーム屋さんがありました。何だか意外でしたが城壁の上にあるのは可愛らしいですね。
城壁の長さは3.2キロで一周1時間くらいで散策できるそうなので、当たり前のように歩き始める私たち。
途中で猫に出会いました。Hello!と声をかけると鳴きながら近寄ってきたのでしばらく交流。首輪をしていなかったのですが、飼い猫なんでしょうね。ここはチェシャー州なので、「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫の知り合いかもしれません。御礼を言って別れ、しばらくして振り返ると次の観光客と遊んでいました。
上から眺める町の様子も興味深く、行く先々で川(運河?)や競馬場などが現れ景色が変わっていくので飽きません。上の写真は「チェスターローマ円形劇場」。ローマ人によって建てられたもので1929年に発見されたそうです。そんなに大きく見えないですが、収容人数は8000人と言われており英国内では最大規模だそうです。
賑やかな通りにはチューダー様式の建物が多く特別な雰囲気です。お店がたくさんあるのですが、2階部分が細い歩道で繋がってアーケード商店街のようになっています。「ザ・ロウズ」The Rowsと呼び、雨にぬれずに歩けるようにとの配慮から生まれたようです。間口の広くない小さな店が並んでいてとても可愛らしいです。
古い町並のある場所を訪れてはそんな写真を掲載していますが、どこの町でもモダンな店が並ぶショッピングモールもあります。一見目立たないようになっていますが、人気のファッションブランドの店やバーガーキングがあったりします。この町では、「無料で卓球を楽しんでください」という施設があったので、つい10分くらい遊んでしまいました。はりきりすぎて疲れてしまったのですが....ここまで来て何をしているのか。
軽くランチを食べようということになり通りにある「Katies Tea Rooms」という店へ入りました。一見カフェのようでしたが、入り口にメニューが貼ってありパブフードのような食事もできることが確認できたので入りやすかったです。私はツナたっぷりのジャケットポテトを注文。8.25ポンドでした。(怖いのでもう円に換算しません)新鮮な野菜も美味しかったです。メニューに迷った時、よくわからない時はツナを頼むと大抵失敗しません。
中世の雰囲気漂う素敵な町で、徒歩で回れるので散策にもぴったり。とても魅力的な所でした。
「イギリス旅行2023 その7」に続きます。
イギリス旅行2023 その5 Blackpool
「イギリス旅行2023 その4」の続きです。
この日はLiverpoolから列車で1時間ちょっとの場所、Blackpoolに日帰りでやってきました。
1996年公開の日本映画「Shall we dance?」で、ブラックプールとボールルームの事を始めて知りました。あと個人的には毎年2月に開催されている「Blackpool Magic Convention」を思い浮かべます。毎年、参加された方の動画を見て楽しんでるのですが、開催中ではないとはいえ現地に行けるのはちょっと嬉しいです。
というわけで、イメージ通りのこの景色です。最近はガイドブックを買ったりしないで、ネットで大雑把に情報収集をして旅行に出かけることが多いのですが、ブラックプールについての事前情報は①海沿いにある ②3つの大きな桟橋(Pier)があって、その上が遊園地のようになっている。③海岸線部分をトラムが走っているので移動に使うと便利 ④ブラックプールタワーがシンボルで、その中にあのボールルームがある、くらいでした。
予定通り駅から海岸の方まで歩いてトラムに乗車。料金をクレジットカードで払えると聞いていたのですが、乗降口に機械があるわけではなく乗っているスタッフに行先を言って、その人から切符を買う手順でした。乗車してくる客ひとり一人に声をかけるって、なんて大変なことをしているのでしょう。私たちは一番遠い3つ目のSouth Pierの桟橋まで行って、そこから周りを見ながら歩いて戻ってこようと言う計画でした。
桟橋の上に行ってみると、そんなに広くないのに観覧車やローラーコースターなど普通の遊園地にあるような大きな遊具がぎっしり置かれています。あの~、桟橋の下を見るとそんなに太くない骨組みしかないのですが、強度的に大丈夫なのでしょうか?重量オーバーで崩れ落ちたりしないのか本気で心配になります。
また、桟橋の端には柵などなく、なんなら低いベンチになっているので、ふざけて座ったらそのまま海に落ちることも容易に見えます。写真を見てもわかりますがパイプが錆びているので、高いところが苦手な私は怖くて座れません。バカにするなと怒られるかもしれませんが、日本と比べるとイギリスは様々な点で「適当にやっているんじゃないの?」と感じることがあるので、私は基本的に「信用できません」という態度で立ち向かいます。
いわゆるゲームセンターもたくさんあるのですが、日本だとメダルで遊ぶゲームが全部本物の現金なので、ちょっとやってみたくて財布から硬貨を探して遊びました。見慣れない海外の硬貨なので、やはり現金で遊んでいるという生々しさは薄かったですが、結構簡単にコインが落ちるので面白かったです。もちろん最終的にはすべてなくなりましたが、元出50円くらいで10分くらい楽しめて大満足でした。
見渡すと遥か先まで続く海岸沿いにアミューズメントパーク、水族館、動物園、ウォーターパーク、サーカス、シアターなど思いつくありとあらゆるエンターテイメント施設があって、とってもクレイジーです。褒めています。
通りにはショップやレストラン、カフェ、ホテルが立ち並び、道路にはシンデレラが乗るような馬車が走っていたり、沢山のファミリーが海岸前の道を歩いていたり、その様子はラスベガスを彷彿とさせます。まさにイギリスを代表するリゾートという感じで、皆さんホテルに何泊もして遊び尽くすのでしょうね。
インフォメーションセンターに立ち寄ったら、ブラックプールタワーは時間制で人数制限があって今日はもう登れないとのこと。事前に調べないのが悪いのですが残念。なのでボールルームに入るチケットを購入しました。タワーの3階に行くとあの豪華で荘厳な空間が目の前に!うわ、本物だ!一階にはカフェやバーがあり、アフタヌーンティーを楽しんでいる人たちもいました。私たちは高い天井を見上げながら2階のバルコニー席へ座りました。
ステージではオルガンを演奏しながら進行している方がいて、1階席に座っていた人たちが曲に合わせて自由にフロアに出て踊っています。小さい女の子から年配のご夫婦まで上手い下手など関係なく、うれしそうに楽しそうに。私は社交ダンスの経験などなくテレビで観たことがある程度なのですが、今ここにいるみなさんは、世界でもっとも有名な社交ダンスの競技会が行われるフロアで踊る夢が叶っているのだろうと勝手に想像し、この上なく幸せそうな表情の人々をずっと見ていたら感激してウルウルしてしまいました。
再びビーチへ戻ってきました。桟橋入り口の売店でホットドックを買おうとしたら、この旅初めてで唯一の「CASH ONLY」。財布には入っていた最後の10ポンド札の出番でした。ちなみに、おいしくなかったです。
海岸には一日中日光浴をしていると思われる人が多く、顔が真っ赤なんですが大丈夫ですか!と心配してしまいます。イギリスの短い夏を精一杯楽しもうとしている人々のパワーを感じました。確かに普段から曇りがちですもんね。この日は多分気温20度前半。私はずっと長袖を着ていました。イギリス北西部なので気温は低めです。
着いた時はあんなに荒々しかった波が、帰る頃にはびっくりするほどひいていました。こうして桟橋の下を歩けるくらいです。ほら、このNorth Pierなんて足が細くて古めかしいのに(なんと1863年開設)、桟橋の上には劇場とかあるんですよ。本当に強度に問題ないんでしょうか?実際、桟橋の上を歩くと木の隙間から下が見えますし、ギシギシ言うのでとても怖いです。最後まで信用していない私でした。
というわけで、これまで訪れたどこの町とも全く違うエキサイティングなブラックプールでした。
「イギリス旅行2023 その6」へ続きます。
この日はLiverpoolから列車で1時間ちょっとの場所、Blackpoolに日帰りでやってきました。
1996年公開の日本映画「Shall we dance?」で、ブラックプールとボールルームの事を始めて知りました。あと個人的には毎年2月に開催されている「Blackpool Magic Convention」を思い浮かべます。毎年、参加された方の動画を見て楽しんでるのですが、開催中ではないとはいえ現地に行けるのはちょっと嬉しいです。
というわけで、イメージ通りのこの景色です。最近はガイドブックを買ったりしないで、ネットで大雑把に情報収集をして旅行に出かけることが多いのですが、ブラックプールについての事前情報は①海沿いにある ②3つの大きな桟橋(Pier)があって、その上が遊園地のようになっている。③海岸線部分をトラムが走っているので移動に使うと便利 ④ブラックプールタワーがシンボルで、その中にあのボールルームがある、くらいでした。
予定通り駅から海岸の方まで歩いてトラムに乗車。料金をクレジットカードで払えると聞いていたのですが、乗降口に機械があるわけではなく乗っているスタッフに行先を言って、その人から切符を買う手順でした。乗車してくる客ひとり一人に声をかけるって、なんて大変なことをしているのでしょう。私たちは一番遠い3つ目のSouth Pierの桟橋まで行って、そこから周りを見ながら歩いて戻ってこようと言う計画でした。
桟橋の上に行ってみると、そんなに広くないのに観覧車やローラーコースターなど普通の遊園地にあるような大きな遊具がぎっしり置かれています。あの~、桟橋の下を見るとそんなに太くない骨組みしかないのですが、強度的に大丈夫なのでしょうか?重量オーバーで崩れ落ちたりしないのか本気で心配になります。
また、桟橋の端には柵などなく、なんなら低いベンチになっているので、ふざけて座ったらそのまま海に落ちることも容易に見えます。写真を見てもわかりますがパイプが錆びているので、高いところが苦手な私は怖くて座れません。バカにするなと怒られるかもしれませんが、日本と比べるとイギリスは様々な点で「適当にやっているんじゃないの?」と感じることがあるので、私は基本的に「信用できません」という態度で立ち向かいます。
いわゆるゲームセンターもたくさんあるのですが、日本だとメダルで遊ぶゲームが全部本物の現金なので、ちょっとやってみたくて財布から硬貨を探して遊びました。見慣れない海外の硬貨なので、やはり現金で遊んでいるという生々しさは薄かったですが、結構簡単にコインが落ちるので面白かったです。もちろん最終的にはすべてなくなりましたが、元出50円くらいで10分くらい楽しめて大満足でした。
見渡すと遥か先まで続く海岸沿いにアミューズメントパーク、水族館、動物園、ウォーターパーク、サーカス、シアターなど思いつくありとあらゆるエンターテイメント施設があって、とってもクレイジーです。褒めています。
通りにはショップやレストラン、カフェ、ホテルが立ち並び、道路にはシンデレラが乗るような馬車が走っていたり、沢山のファミリーが海岸前の道を歩いていたり、その様子はラスベガスを彷彿とさせます。まさにイギリスを代表するリゾートという感じで、皆さんホテルに何泊もして遊び尽くすのでしょうね。
インフォメーションセンターに立ち寄ったら、ブラックプールタワーは時間制で人数制限があって今日はもう登れないとのこと。事前に調べないのが悪いのですが残念。なのでボールルームに入るチケットを購入しました。タワーの3階に行くとあの豪華で荘厳な空間が目の前に!うわ、本物だ!一階にはカフェやバーがあり、アフタヌーンティーを楽しんでいる人たちもいました。私たちは高い天井を見上げながら2階のバルコニー席へ座りました。
ステージではオルガンを演奏しながら進行している方がいて、1階席に座っていた人たちが曲に合わせて自由にフロアに出て踊っています。小さい女の子から年配のご夫婦まで上手い下手など関係なく、うれしそうに楽しそうに。私は社交ダンスの経験などなくテレビで観たことがある程度なのですが、今ここにいるみなさんは、世界でもっとも有名な社交ダンスの競技会が行われるフロアで踊る夢が叶っているのだろうと勝手に想像し、この上なく幸せそうな表情の人々をずっと見ていたら感激してウルウルしてしまいました。
再びビーチへ戻ってきました。桟橋入り口の売店でホットドックを買おうとしたら、この旅初めてで唯一の「CASH ONLY」。財布には入っていた最後の10ポンド札の出番でした。ちなみに、おいしくなかったです。
海岸には一日中日光浴をしていると思われる人が多く、顔が真っ赤なんですが大丈夫ですか!と心配してしまいます。イギリスの短い夏を精一杯楽しもうとしている人々のパワーを感じました。確かに普段から曇りがちですもんね。この日は多分気温20度前半。私はずっと長袖を着ていました。イギリス北西部なので気温は低めです。
着いた時はあんなに荒々しかった波が、帰る頃にはびっくりするほどひいていました。こうして桟橋の下を歩けるくらいです。ほら、このNorth Pierなんて足が細くて古めかしいのに(なんと1863年開設)、桟橋の上には劇場とかあるんですよ。本当に強度に問題ないんでしょうか?実際、桟橋の上を歩くと木の隙間から下が見えますし、ギシギシ言うのでとても怖いです。最後まで信用していない私でした。
というわけで、これまで訪れたどこの町とも全く違うエキサイティングなブラックプールでした。
「イギリス旅行2023 その6」へ続きます。