インスタマネー
9月30日(土)に開催された「第60回テンヨーマジックフェスティバル」で先行発売された、ワールドグレイテストマジック、マジックテイメントの新製品3点を紹介しています。
今回は「インスタマネー」。まずは、テンヨーの公式動画があるので掲載します。
マジックテイメントシリーズ 夢のお札印刷機!
インスタマネー ¥1,944(税込) 考案 : 小宮賢一
(現象)
マジシャンは白い紙を取り出して、裏と表を見せて半分に折ります。観客に渡して調べてもらっても構いません。また、観客に「どなたかお札と同じ大きさの白い紙を持っている方いませんか?」と尋ね、借りてもOKです。
正方形で厚さ5mmほどのトレイ(黒い台)の上にその白紙を置きます。使う物はもうひとつ、トレイと同じくらいの大きさの黒い板を取り上げ、裏表を見せます。そして、その板で白紙の上をゆっくりとこすっていくと・・・なんと触っていく端からじょじょにお札に変化していきます!まさにパッケージのイラストの状態です。
こすり終ると、白紙は完全にお札に変化しています!お札を広げるともちろん本物です!
変化したお札は観客に取り上げてもらうことができます。テンヨーマジックフェスティバルで実演を見た時、お札と一緒にトレイも手に取り裏表を見ましたが、特に怪しい点は見当たりませんでした。不思議!
お札は付いていないので用意が必要ですが、付いている白紙を使って千円札でも五千円札でも、一万円札にでも印刷することできます。白い紙がお札になるマジックの場合、そのサイズが問題になる事がありますが、このマジックの場合二つ折りにするため特に白紙のサイズに気をつかう必要はありません。現在の日本円の紙幣は縦の長さは同じなので、色々と都合がいいですね。(年齢がばれる発言)
印刷機という基本と魅力をくずしてしまいますが、千円札が一万円札に変化するという現象も可能です。あと、説明書には親切に「海外のお札を使う場合」の説明もありました。ドル札をのせてみたけど、トレイにのるサイズであれば、問題なく使用できるようです。
このマジックには白紙が付いていますが、自分で用意する時に同じ色合いの物を見つけるのは面倒ですよね。今年ひさしぶりに旅行に行ったイギリスでは紙幣がプラスチック製になっていて、一部に透明な窓があったりして驚きました。それはそれで効果的に使う方法があるかと思いますが(たとえばこんな風に)。プラスチック紙幣が流通している国では、紙を取り出したら「いやいや、紙製じゃないでしょ?」と言われてしまうのでしょうか?
というわけで、まだ手元にあったイギリスのポンド紙幣でこのマジックが可能かどうか試してみました。紙ではなく透明なシートをトレイに置いて、板でこすると紙幣に変化!同じように現象を起こすことができました。ただ、プラスチックの紙幣って大変折りにくいのが難点。最近、私の好きなイギリスのマジシャン Steven Bridges氏の動画を見ていたら、「プラスチック製の紙幣を折るって最悪だよね」って言ってました。(笑)
余談ですが、テンヨーで「印刷機」というと、私が最初に思い浮かべるのはこれ。
1981年発売の「印刷機」で、考案者は近藤博氏です。がっつりしていて、いかにも「印刷機」って感じでいいですよね。非常に魅力的です。当時、説明書を読みながら自分でやってみて「うわ!凄いこれ!」と騒いだことを今でもはっきり覚えています。時の流れと共に何でもコンパクトになりますが、37年ほど経過すると「インスタマネー」のようになるのだなと、何だかひとりで納得してしまいました。というか今時は何も使わずに白紙→紙幣に変化するマジックがたくさんあります。でも1つのアプローチとしてこういった道具を使う方法も次々と素晴らしいアイデアが生まれて、私たちを楽しませてくれる事をとてもうれしく思いました。
新製品の一般発売は10月下旬のようですが、ディーラーさんのいるテンヨーブースではすでに先行発売されているようです。
今回は「インスタマネー」。まずは、テンヨーの公式動画があるので掲載します。
マジックテイメントシリーズ 夢のお札印刷機!
インスタマネー ¥1,944(税込) 考案 : 小宮賢一
(現象)
マジシャンは白い紙を取り出して、裏と表を見せて半分に折ります。観客に渡して調べてもらっても構いません。また、観客に「どなたかお札と同じ大きさの白い紙を持っている方いませんか?」と尋ね、借りてもOKです。
正方形で厚さ5mmほどのトレイ(黒い台)の上にその白紙を置きます。使う物はもうひとつ、トレイと同じくらいの大きさの黒い板を取り上げ、裏表を見せます。そして、その板で白紙の上をゆっくりとこすっていくと・・・なんと触っていく端からじょじょにお札に変化していきます!まさにパッケージのイラストの状態です。
こすり終ると、白紙は完全にお札に変化しています!お札を広げるともちろん本物です!
変化したお札は観客に取り上げてもらうことができます。テンヨーマジックフェスティバルで実演を見た時、お札と一緒にトレイも手に取り裏表を見ましたが、特に怪しい点は見当たりませんでした。不思議!
お札は付いていないので用意が必要ですが、付いている白紙を使って千円札でも五千円札でも、一万円札にでも印刷することできます。白い紙がお札になるマジックの場合、そのサイズが問題になる事がありますが、このマジックの場合二つ折りにするため特に白紙のサイズに気をつかう必要はありません。現在の日本円の紙幣は縦の長さは同じなので、色々と都合がいいですね。(年齢がばれる発言)
印刷機という基本と魅力をくずしてしまいますが、千円札が一万円札に変化するという現象も可能です。あと、説明書には親切に「海外のお札を使う場合」の説明もありました。ドル札をのせてみたけど、トレイにのるサイズであれば、問題なく使用できるようです。
このマジックには白紙が付いていますが、自分で用意する時に同じ色合いの物を見つけるのは面倒ですよね。今年ひさしぶりに旅行に行ったイギリスでは紙幣がプラスチック製になっていて、一部に透明な窓があったりして驚きました。それはそれで効果的に使う方法があるかと思いますが(たとえばこんな風に)。プラスチック紙幣が流通している国では、紙を取り出したら「いやいや、紙製じゃないでしょ?」と言われてしまうのでしょうか?
というわけで、まだ手元にあったイギリスのポンド紙幣でこのマジックが可能かどうか試してみました。紙ではなく透明なシートをトレイに置いて、板でこすると紙幣に変化!同じように現象を起こすことができました。ただ、プラスチックの紙幣って大変折りにくいのが難点。最近、私の好きなイギリスのマジシャン Steven Bridges氏の動画を見ていたら、「プラスチック製の紙幣を折るって最悪だよね」って言ってました。(笑)
余談ですが、テンヨーで「印刷機」というと、私が最初に思い浮かべるのはこれ。
1981年発売の「印刷機」で、考案者は近藤博氏です。がっつりしていて、いかにも「印刷機」って感じでいいですよね。非常に魅力的です。当時、説明書を読みながら自分でやってみて「うわ!凄いこれ!」と騒いだことを今でもはっきり覚えています。時の流れと共に何でもコンパクトになりますが、37年ほど経過すると「インスタマネー」のようになるのだなと、何だかひとりで納得してしまいました。というか今時は何も使わずに白紙→紙幣に変化するマジックがたくさんあります。でも1つのアプローチとしてこういった道具を使う方法も次々と素晴らしいアイデアが生まれて、私たちを楽しませてくれる事をとてもうれしく思いました。
新製品の一般発売は10月下旬のようですが、ディーラーさんのいるテンヨーブースではすでに先行発売されているようです。
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COMMENT
jpmagicさん、こんにちは。
こちらもjpmagicさんのレビュー ❝変化したお札は観客に取り上げてもらうことができます。テンヨーマジックフェスティバルで実演を見た時、お札と一緒にトレイも手に取り裏表を見ましたが、特に怪しい点は見当たりませんでした。不思議!❞ を読んで、早く実演を見たくなりました。
まず実演を見て不思議さで感動して、手に取って(購入してから)仕掛けに感動したいと思います。
こちらもjpmagicさんのレビュー ❝変化したお札は観客に取り上げてもらうことができます。テンヨーマジックフェスティバルで実演を見た時、お札と一緒にトレイも手に取り裏表を見ましたが、特に怪しい点は見当たりませんでした。不思議!❞ を読んで、早く実演を見たくなりました。
まず実演を見て不思議さで感動して、手に取って(購入してから)仕掛けに感動したいと思います。
くーたさん
こんにちは、コメントありがとうございます。やっぱり最初に生で実演を見たいですよね。第一印象は本当に大切ですから。私の場合、残りの新製品3点は見れなくて残念です。
こんにちは、コメントありがとうございます。やっぱり最初に生で実演を見たいですよね。第一印象は本当に大切ですから。私の場合、残りの新製品3点は見れなくて残念です。